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山雅入り内定の宮下選手、地元小学生とミニゲーム

サッカーのJ2松本山雅FCへの来季加入が内定している松本市の創造学園高校3年の宮下周歩選手(18)が6日、出身の飯島FC(上伊那郡飯島町)が飯島町で開いた新年の初練習に参加し、小学生とミニゲームをした。終了後、「小学生のころは年上のうまい人を目標に、追いつこうという気持ちでやっていた。自分も小さい子が見習えるようなプレーをしていきたい」と抱負を話した。

 飯島FC時代の仲間ら5人と訪れてチームをつくり、体育館で学年ごとに対戦。5、6年生は両チームが同じ人数で競い、4年生以下はそれぞれ6~9人がコートに入った。宮下選手は、空いた場所へ走り込む仲間にタイミング良くパスを送り、ゴールを補助。「ステップ一つでも意識の違いで差が出ると思って、一つ一つの練習をやってほしい」と助言していた。

 同FCジュニアのキャプテンで同町飯島小6年の松本崚誠(りょうせい)君(12)は「パスが正確で、コートを広く使ってプレーするところが違った。自分もJリーガーになりたいので憧れる」と話していた。

 宮下選手は幼稚園まで都内で過ごし、同郡中川村の小学校に入学。小学3年から飯島FCに所属した。

【信濃毎日新聞】