高校・クラブユースのチーム紹介ページ▼

【高校選手権】京都橘2トップ、復調アピール

降雪のため14日から延期されていた決勝を19日午後0時5分から東京・国立競技場で行い、2度目の出場で初優勝を目指す京都橘が鵬翔(宮崎)と対戦する。18日は埼玉県内で1時間半の練習を行い、足を負傷していた仙頭、小屋松の2トップも復調をアピール。5試合で14得点と攻撃力のある京都橘が、5試合で3失点の鵬翔守備網を破れるかが焦点となる。

 京都橘は大会が始まってから一度も京都に戻らず調整を続け、この日は、主力組とサブ組に分かれ、約30分間紅白戦を実施。得点王争いトップの5得点を挙げている小屋松は仙頭とコンビを組み、切れのある動きを披露。「百パーセントの状態とはいかないが、かなり良くなった。ラスト1試合なので全力でプレーする」と決意を語った。

 堅守の鵬翔は中央の守備が分厚く、スペースを与えてくれない。京都橘はサイドを起点に連続攻撃を仕掛けたり、攻めさせて陣形を乱した隙を素早く突きたい。今大会4得点の仙頭は「相手守備は強いが自分たちも足元に自信はある。先制点にこだわりたい」と、京都大会から続く先手必勝を誓う。鵬翔は今大会8得点のうち5点をセットプレーから取っている。米沢監督も「セットプレーの対応が重要になる」と見据える。

京都新聞