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 秋田県にかほ市の仁賀保グリーンーフィールドで17日に行われた河北優勝旗争奪第55回東北高校サッカー選手権(東北高体連、秋田県教委、東北サッカー協会、河北新報社主催)の男子決勝は、青森山田富岡(福島)を下し3年ぶり6度目の優勝を果たした。
 男子の青森山田は前半11分に先制されたが、いずれもセットプレーから2点を奪い逆転。後半も2得点を奪い、4-1で勝った。

 

 

大会初失点後に本領
 1、2年生で極めた東北の頂点だ。正木コーチは「青森山田の名を背負った重圧に負けず、よく戦ってくれた」と褒めた。
 立ち上がりは富岡ペース。開始直後から2トップにかき回され続け、11分に先制点を許してしまう。
 大会4戦目での初失点。だが、これで目が覚めた。右の水野、左の野口の両サイドハーフが積極的な攻め上がりを見せ、リズムを引き戻す。24分には左サイドで得たFKに平松が頭で合わせて同点とすると、27分には右CKから松木が頭で押し込んで勝ち越し。あっという間の逆転劇だった。
 2年生には負けられない理由があった。青森県の主力として出場した昨年の東北総体で、予選リーグ敗退を喫し国体出場を逃した。悔しさを晴らした松木は「自分たちの世代は弱くないということを証明できた」と胸を張る。
 トップチームは高円宮杯U-18(18歳以下)プレミアリーグ東地区で上位を争い、日本一を決めるチャンピオンシップ出場を目指している。ゲームキャプテンの丹代は「この大会を勝った自信を胸にそれぞれがトップチーム入りを目指し、来年は自分たちが中心となって日本一を達成したい」。新たな目標を見据えた。(大友利幸)

<富岡、セットプレーで3失点>
 富岡は先制しながらセットプレーで3失点。逆転負けで頂点を逃した。
 主将のGK高瀬が悔やんだのは前半27分に勝ち越しを許したゴール。CKをはじこうと前へ出たが、触れず青森山田DFの松木に押し込まれてしまった。「あれはパンチングで押し出さなければならないボール」と残念がった。
 相手のキックの質が優れていたのは確かだが、「そこを止めなければ全国の舞台は踏めない」と高瀬。「今回の敗戦を今後の練習に生かしていきたい」と話した。



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