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浦和東高校【チーム紹介:埼玉県】

チームの特色

埼玉誇る公立の雄、松本監督の熱い指導で埼玉の強豪校へ!
 創立は1983年、サッカー部が強くなったのは、前監督の野崎正治監督に平成元年に就任してから始まった。野崎監督は高校時代、浦和南で選手権を連覇、大学時代、筑波大学でも大学選手権を連覇、勝者のメンタリティーを持っていた。平成7年にジェフ千葉やアルビレックス新潟などで活躍した坂本 將貴を擁して、武南、大宮東の2強時代を破り、選手権に初出場した。

 日本代表GK川島英嗣を中心に平成9年、10年には選手権連続出場を決め、埼玉の強豪校の仲間入りを果たした。その後もコンスタントに選手権5回と高校総体8回と出場を決め、全日本ユース選手権大会にも2回出場し、ベスト16に進出している。近年では浦和市立、浦和南と同じさいたま市内の公立校と比べてもその実績は抜きんでいる。野崎監督は、堅い守りから縦に早いサッカーを展開。人間形成にも力を入れ、多くのJリーガーを輩出した。

 その野崎監督が2013年、浦和南に赴任したため、鈴木豊コーチが昇格。就任1年目は、高校総体、高校選手権共に県予選ベスト16と残念な結果だったが、2014年は関東大会Bトーナメント優勝、武南を倒して高校総体出場も決め、埼玉のトップレベルであることを証明した。

200人近い部員がボールを触れる環境
 全国生徒は約1,000人だが、サッカー部の部員は200名ほどと全校生徒に占める割合が高い。埼玉スタジアム2002と学校が近いため、代表戦のボールボーイとして呼ばれたり、日本代表と練習試合が何度か行われている。選手は県内のクラブチームと中体連出身の部員が多い。
 部員の多いチームはトップ・サテライト・ユースの3つのカテゴリーに分かれて活動、練習日は基本的に毎日16:00~19:00まで。練習場所は学校のグラウンドや埼玉スタジアム人工芝グラウンドなどで練習。各カテゴリーごとにコーチが付いていて、練習をみてくれます。部員は多いですが、入学時よりボール拾いなどは一切なく、練習に打ち込める環境は整っている。

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