総合力に優れた現代型センターバック
プレミアリーグイーストでは、過去2年最終節で残留を決めていた三菱養和が今シーズンはJユース勢相手に現在3位と大健闘している。その原動力は固い守りだ。その守りの要となっているのが、U18日本代表にも選出された飯泉涼矢だ。
身長は180cm、体重71kgで、CBとしては大柄ではないが、今シーズン2失点以上与えていない三菱養和の堅守の中心となっている。決してスピードがあるわけではないが、スピードのある選手に振り切られそうになっても、最後に足が出て、相手の動きを抑えている。そして大きな武器となっているのが、ビルドアップの能力が高さだ。
サイドバックやボランチに出すショートパスも上手いが、特筆すべきはステップなしで左右に力強いロングパスを供給できる能力だ。助走をつけずに両サイドに広がった選手へ、早くて高い40m級の正確なロングパスを蹴り、三菱養和の攻撃にアクセントを加えている。近年ビルドアップを重視するU18日本代表には貴重な存在になりうる。
そして、小中学校から養和のメンバーが揃う中、1人、FC杉野Jrユースに経て、ユースから養和に所属しているのに主将を努めているのも、周りのメンバーに信頼されている証拠だ。クラブユース選手権出場も決めた。今年こと早い段階でプレミア残留を決め、過去最高の成績を収め次のカテゴリーへ進みたいところだ。
チーム名 | 三菱養和 | |
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ポジション | DF | |
背番号 | 3 | |
サイズ | 180cm 71kg | |
学年 | 3年 | |
前所属 | FC杉野Jrユース | |
代表歴 | U18日本代表候補 |