盛岡商業高校(岩手県)
岩手県盛岡市本宮二丁目35-1に所在する岩手県立盛岡商業高等学校のサッカー部。1952年(昭和27年)の創部以来、「盛商(もりしょう)」の愛称で親しまれ、岩手県のみならず東北地方の高校サッカー界を牽引し続けてきた超名門校である。全国高校サッカー選手権大会には通算17回出場し、2006年度(第85回大会)において決勝で作陽(岡山)を2-1で破り、東北勢として史上初となる全国制覇(全国優勝)という不滅の金字塔を打ち立てた。全国高校総体(インターハイ)においても通算24回の出場を誇り、1981年度には全国ベスト8に進出。高円宮杯全日本ユース(U-18)選手権にも通算3回出場している。元日本代表の瀬田竜彦や山本脩斗をはじめ、Jリーグや地域社会で活躍する数多くのプロサッカー選手・指導者を輩出している。
目次
学校の設立と概要
岩手県立盛岡商業高等学校は、1898年(明治31年)に開校した「盛岡簡易商業学校」を起源とし、1913年(大正2年)に「岩手県立盛岡商業学校」へ改称、1948年(昭和23年)の学制改革を経て現校名となった創立125年を超える歴史と伝統を誇る公立商業高等学校である。校訓には「士魂商才」「質実剛健」を掲げ、地域社会や産業界の発展に貢献する有為なビジネスリーダーやスペシャリストの育成に取り組んできた。
設置学科には、商業・会計・経済の専門知識を総合的に学ぶ「商業科」と、情報処理やICT技術の実務的活用を学ぶ「情報ビジネス科」の2学科を設置。資格取得や実践的な商業教育に強みを持つとともに、部活動の強豪校としても全国にその名を知られている。サッカー部をはじめ、硬式野球部、軟式野球部、吹奏楽部、商業研究部などが全国・東北大会で目覚ましい成果を収めており、生徒一人ひとりが高い志を持って学業と部活動の双方に全力で打ち込む活気ある校風が築かれている。
サッカー部創部の経緯
盛岡商業高校サッカー部は、学制改革に伴う再編期を経て1952年(昭和27年)に正式に創部された。創部当初は県内強豪校の壁に挑む日々が続いたが、1970年代後半に母校OBである名将・齋藤重信氏が監督に就任したことで、チームは急激な進化を遂げ全国屈指の強豪へと成長していった。
1978年度(第57回)全国高校サッカー選手権大会で悲願の全国初出場を果たすと、1980年代には選手権に6年連続出場を記録し、1982年度および1988年度に全国ベスト8に進出。さらに2006年度(第85回)全国高校サッカー選手権大会では、卓越した組織力と最後まで走り抜く強靭なメンタリティを発揮し、全国決勝で逆転勝利を収めて東北勢初となる全国優勝の偉業を達成した。2022年度(第101回)にも11年ぶり17度目となる全国選手権出場を果たすなど、伝統の「赤白」のユニフォームとともに岩手高校サッカーの歴史を象徴する存在として君臨している。
現監督と指導陣
- 中田洋介(なかたようすけ)(在籍期間:2018年〜在任中)
盛岡商業高校サッカー部監督。岩手県大船渡市出身。大船渡高校時代に齋藤重信監督の指導を受け、駒澤大学では主将として全日本大学サッカー選手権をはじめ数々の全国タイトルを獲得。ユニバーシアード日本代表としても世界一を経験した。卒業後はベガルタ仙台でプロ選手として活躍。引退後に指導者の道を歩み、2018年に盛岡商業高校の監督に就任した。熱意あふれる指導と緻密な戦術構築により、2022年度の第101回全国高校選手権出場へとチームを導いた。
- 齋藤重信(さいとうしげのぶ)(在籍期間:1977年〜1990年、2002年〜2010年監督、2011年〜総監督等)
盛岡商業高校サッカー部総監督・名誉指導者。盛岡商業高校OB、順天堂大学卒業。盛岡商業および大船渡高校を率いて両校を全国のトップレベルへ引き上げ、2006年度の第85回選手権で東北勢初の全国制覇を成し遂げた高校サッカー界を代表する名将である。
- 萩原碧偉(はぎわらあおい)(在籍期間:在任中)
盛岡商業高校サッカー部部長。部全体の統括および学校生活と部活動の両立を支える運営・教育指導を担当している。
このほか、顧問を務める平聡氏(OB・元ベガルタ仙台)をはじめとする教員スタッフ、庄司英太郎コーチ、工藤竜也コーチ、メディカルトレーナーなど、経験豊富な指導体制が整えられている。
全国大会などでの成績
全国高校サッカー選手権大会には通算17回出場。2006年度(第85回大会)に東北勢初となる全国優勝を達成したほか、1982年度(第61回)および1988年度(第67回)に全国ベスト8へ進出し、2022年度(第101回)にも全国初戦を突破した。全国高校総体(インターハイ)には通算24回出場し、1981年度(第16回)に全国ベスト8に進出。高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会においても1997年度、2004年度、2007年度の通算3回出場を果たしている。リーグ戦においては高円宮杯 JFA U-18 プリンスリーグ東北および岩手県i1リーグに所属し、常に高いレベルでの強化を継続している。
全国高校サッカー選手権大会
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1952〜1977年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 予選敗退/岩手県代表は遠野・盛岡一等 |
| 1978年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(1回目) | 1回戦敗退 | 初出場/優勝・古河一(茨城) |
| 1979年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 岩手県代表は遠野/優勝・帝京(東京) |
| 1980年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(2回目) | 1回戦敗退 | 2年ぶり2度目の出場/優勝・古河一(茨城) |
| 1981年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(3回目) | 2回戦敗退 | 2年連続3度目の出場/優勝・武南(埼玉) |
| 1982年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(4回目) | ベスト8 | 3年連続4度目の出場(全国ベスト8進出)/優勝・清水東(静岡) |
| 1983年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 岩手県代表は遠野/優勝・帝京(東京) |
| 1984年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(5回目) | 1回戦敗退 | 2年ぶり5度目の出場/優勝・帝京(東京)と島原商(長崎)の両校優勝 |
| 1985年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(6回目) | 1回戦敗退 | 2年連続6度目の出場/優勝・清水市商(静岡) |
| 1986年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(7回目) | 1回戦敗退 | 3年連続7度目の出場/優勝・東海大一(静岡) |
| 1987年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(8回目) | 1回戦敗退 | 4年連続8度目の出場/優勝・国見(長崎) |
| 1988年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(9回目) | ベスト8 | 5年連続9度目の出場(全国ベスト8進出)/優勝・清水市商(静岡) |
| 1989年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(10回目) | 1回戦敗退 | 6年連続10度目の出場/優勝・南宇和(愛媛) |
| 1990〜1991年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 岩手県代表は遠野/優勝・国見 / 四日市中央工・帝京 |
| 1992年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 岩手県代表は盛岡市立/優勝・国見(長崎) |
| 1993年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 岩手県代表は遠野/優勝・清水市商(静岡) |
| 1994年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(11回目) | 1回戦敗退 | 5年ぶり11度目の出場/優勝・市立船橋(千葉) |
| 1995〜1997年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 岩手県代表は遠野/優勝・静岡学園・鹿児島実 / 市立船橋 / 東福岡 |
| 1998年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(12回目) | 1回戦敗退 | 4年ぶり12度目の出場/優勝・東福岡(福岡) |
| 1999〜2001年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 岩手県代表は遠野/優勝・市立船橋 / 国見 / 国見 |
| 2002年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(13回目) | 2回戦敗退 | 4年ぶり13度目の出場/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2003年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(14回目) | 2回戦敗退 | 2年連続14度目の出場/優勝・国見(長崎) |
| 2004年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 岩手県代表は遠野/優勝・鹿児島実業(鹿児島) |
| 2005年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 岩手県代表は遠野/優勝・野洲(滋賀) |
| 2006年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(15回目) | 優勝 | 東北勢史上初の全国制覇/決勝 2-1 作陽(岡山)/優勝・盛岡商(岩手) |
| 2007年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 準優勝 | 決勝で遠野に敗退/優勝・流通経済大柏(千葉) |
| 2008年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 準優勝 | 決勝で不来方に敗退/優勝・広島皆実(広島) |
| 2009年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 準優勝 | 決勝で盛岡市立に敗退/優勝・山梨学院(山梨) |
| 2010年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | ベスト4 | 準決勝敗退/岩手県代表は遠野/優勝・滝川第二(兵庫) |
| 2011年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(16回目) | 1回戦敗退 | 5年ぶり16度目の出場/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2012年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 準優勝 | 決勝で盛岡中央に敗退/優勝・鵬翔(宮崎) |
| 2013年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 準優勝 | 決勝で遠野に敗退/優勝・富山第一(富山) |
| 2014年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 準優勝 | 決勝で遠野に2-3で惜敗/優勝・星稜(石川) |
| 2015年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 準優勝 | 決勝で遠野に敗退/優勝・東福岡(福岡) |
| 2016年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 準優勝 | 決勝で遠野に敗退/優勝・青森山田(青森) |
| 2017年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | ベスト4 | 準決勝敗退/岩手県代表は遠野/優勝・前橋育英(群馬) |
| 2018年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | ベスト4 | 準決勝敗退/岩手県代表は遠野/優勝・青森山田(青森) |
| 2019年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 準優勝 | 決勝で専大北上に1-3で敗退/優勝・静岡学園(静岡) |
| 2020年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | ベスト4 | 準決勝敗退/岩手県代表は遠野/優勝・山梨学院(山梨) |
| 2021年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 準優勝 | 決勝で専大北上に敗退/優勝・青森山田(青森) |
| 2022年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(17回目) | 2回戦敗退 | 11年ぶり17度目の出場/1回戦 2-1 帝京第五、2回戦 0-6 履正社/優勝・岡山学芸館(岡山) |
| 2023年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | ベスト4 | 準決勝敗退/岩手県代表は遠野/優勝・青森山田(青森) |
| 2024年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | 準優勝 | 決勝で専大北上に敗退/優勝・前橋育英(群馬) |
| 2025年度 | 盛岡商 | 全国高校サッカー選手権大会(岩手県大会) | ベスト4 | 準決勝敗退/優勝・神村学園(鹿児島) |
全国高等学校総合体育大会(インターハイ)
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1966年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(1回目) | 1回戦敗退 | 初出場/優勝・藤枝東(静岡) |
| 1967年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(2回目) | 2回戦敗退 | 2年連続2度目の出場/優勝・浦和南(埼玉) |
| 1968〜1970年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(岩手県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 岩手県代表は遠野・大槌 |
| 1971年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(3回目) | 1回戦敗退 | 4年ぶり3度目の出場/優勝・藤枝東(静岡) |
| 1972〜1974年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(岩手県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 岩手県代表は遠野・盛岡一 |
| 1975年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(4回目) | 1回戦敗退 | 4年ぶり4度目の出場/優勝・浦和南(埼玉) |
| 1976〜1978年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(岩手県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 岩手県代表は遠野・盛岡市立 |
| 1979年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(5回目) | 2回戦敗退 | 4年ぶり5度目の出場/優勝・水戸商(茨城) |
| 1980年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(6回目) | 2回戦敗退 | 2年連続6度目の出場/優勝・清水東(静岡) |
| 1981年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(7回目) | ベスト8 | 3年連続7度目の出場(全国ベスト8進出)/優勝・清水東(静岡) |
| 1982年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(8回目) | 2回戦敗退 | 4年連続8度目の出場/優勝・帝京(東京) |
| 1983年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(9回目) | 1回戦敗退 | 5年連続9度目の出場/優勝・四日市中央工(三重) |
| 1984年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(10回目) | 1回戦敗退 | 6年連続10度目の出場/優勝・帝京(東京) |
| 1985年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(11回目) | 2回戦敗退 | 7年連続11度目の出場/優勝・国見(長崎) |
| 1986年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(12回目) | 1回戦敗退 | 8年連続12度目の出場/優勝・国見(長崎) |
| 1987年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(13回目) | 1回戦敗退 | 9年連続13度目の出場/優勝・国見(長崎) |
| 1988年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(14回目) | 2回戦敗退 | 10年連続14度目の出場/優勝・市立船橋(千葉) |
| 1989年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(15回目) | 2回戦敗退 | 11年連続15度目の出場/優勝・清水市商(静岡) |
| 1990〜1991年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(岩手県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 岩手県代表は遠野 |
| 1992年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(16回目) | 1回戦敗退 | 3年ぶり16度目の出場/優勝・徳島市立(徳島) |
| 1993〜1996年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(岩手県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 岩手県代表は遠野・大船渡 |
| 1997年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(17回目) | 1回戦敗退 | 5年ぶり17度目の出場/優勝・東福岡(福岡) |
| 1998〜1999年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(岩手県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 岩手県代表は遠野・盛岡市立 |
| 2000年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(18回目) | 1回戦敗退 | 3年ぶり18度目の出場/優勝・国見(長崎) |
| 2001年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(岩手県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 岩手県代表は遠野/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2002年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(19回目) | 2回戦敗退 | 2年ぶり19度目の出場/優勝・帝京(東京) |
| 2003年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(20回目) | 2回戦敗退 | 2年連続20度目の出場/優勝・国見(長崎) |
| 2004〜2007年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(岩手県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 岩手県代表は遠野・盛岡市立 |
| 2008年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(21回目) | 1回戦敗退 | 5年ぶり21度目の出場/優勝・市立船橋 / 流通経済大柏 |
| 2009〜2011年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(岩手県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 岩手県代表は遠野・盛岡市立 |
| 2012年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(22回目) | 2回戦敗退 | 4年ぶり22度目の出場/優勝・三浦学苑(神奈川) |
| 2013年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(23回目) | 1回戦敗退 | 2年連続23度目の出場/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2014〜2015年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(岩手県大会) | 準優勝 | 決勝で遠野に敗退/優勝・東福岡(福岡) |
| 2016年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(インターハイ)(24回目) | 1回戦敗退 | 3年ぶり24度目の出場/1回戦 0-1 慶應義塾(神奈川)/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2017〜2019年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(岩手県大会) | 県大会敗退(ベスト4・準優勝) | 岩手県代表は遠野・専大北上 |
| 2020年度 | – | 全国高校総体(インターハイ) | 大会中止 | 新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止 |
| 2021〜2025年度 | 盛岡商 | 全国高校総体(岩手県大会) | 県大会敗退(ベスト4・準優勝) | 岩手県代表は専大北上・遠野等 |
高円宮杯 JFA U-18 サッカーリーグ
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名 | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年度 | 盛岡商 | 高円宮杯 JFA U-18 サッカープリンスリーグ東北 | 8位 | プリンスリーグ東北残留 |
| 2019年度 | 盛岡商 | 高円宮杯 JFA U-18 サッカープリンスリーグ東北 | 7位 | プリンスリーグ東北残留 |
| 2020年度 | 盛岡商 | 高円宮杯 JFA U-18 サッカースーパープリンスリーグ東北 | 順位決定戦進出 | 新型コロナウイルスによる特別大会(昇降格なし) |
| 2021年度 | 盛岡商 | 高円宮杯 JFA U-18 サッカープリンスリーグ東北 | 8位 | プリンスリーグ東北残留 |
| 2022年度 | 盛岡商 | 高円宮杯 JFA U-18 サッカープリンスリーグ東北 | 7位 | プリンスリーグ東北残留 |
| 2023年度 | 盛岡商 | 高円宮杯 JFA U-18 サッカープリンスリーグ東北 | 10位 | 岩手県i1リーグへ降格 |
| 2024年度 | 盛岡商 | 高円宮杯 JFA U-18 サッカーリーグ 岩手県i1リーグ | 優勝 | プレーオフ進出・昇格ならず |
| 2025年度 | 盛岡商 | 高円宮杯 JFA U-18 サッカーリーグ 岩手県i1リーグ | 優勝 | プレーオフ勝ち抜き、プリンスリーグ東北へ再昇格 |
| 2026年度 | 盛岡商 | 高円宮杯 JFA U-18 サッカープリンスリーグ東北 | 参戦中 | プリンスリーグ東北在籍 |
高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1997年度 | 盛岡商 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(1回目) | 1次ラウンド敗退 | 東北地域代表として初出場/優勝・清水市商(静岡) |
| 2004年度 | 盛岡商 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(2回目) | 1次ラウンド敗退 | プリンスリーグ東北上位枠で出場/優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島) |
| 2007年度 | 盛岡商 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(3回目) | 1次ラウンド敗退 | プリンスリーグ東北上位枠で出場/優勝・流通経済大柏(千葉) |
部員数
総部員数は約60名〜70名(3年生約20名、2年生約22名、1年生約23名)で構成されている。全員が高い目標に向かって規律ある集団生活とトレーニングを重ねている。
カテゴリー構成および主な出場大会:
- Aチーム(トップチーム):高円宮杯 JFA U-18 プリンスリーグ東北/岩手県i1リーグ、全国高校総体、全国高校サッカー選手権大会
- Bチーム(セカンドチーム):高円宮杯 JFA U-18 サッカーリーグ 岩手県i2/i3リーグ
- 1年生(U-16):東北U-16ルーキーリーグおよび各種交流フェスティバル
部員の出身チームは、盛岡市立北松園中学校、下小路中学校、厨川中学校などの盛岡市内外の中学校サッカー部をはじめ、いわてグルージャ盛岡ジュニアユース、MIRUMAE FC、ヴェルディSS岩手、RENUOVENS OGASA FC、FC釜石など岩手県内の有力タウンクラブ出身者が中心となっている。練習環境は校内のサッカー専用グラウンド(夜間照明完備)を拠点とし、平日は放課後16:00〜18:30頃、休日は公式戦または実戦形式の練習試合を実施している。
ユニフォーム
ユニフォームサプライヤーは長年にわたりasics(アシックス)が務めている。ファーストユニフォーム(HOME)は、チーム伝統の情熱的な「赤×白」の組み合わせを基調とし、シャツが赤色、パンツが白色、ソックスが赤色のセットアップを採用している。胸には伝統の漢字表記である「盛岡商」の文字が力強く刻まれている。セカンドユニフォーム(AWAY)は清潔感のある「白」を基調とし、シャツが白色、パンツが赤色(または白色)、ソックスが白色の組み合わせで構成されている。ゴールキーパーユニフォームはグリーン(緑)やイエロー(黄)などの鮮やかなカラーが採用されている。
寮・生活環境
盛岡商業高校では、県内外や遠隔地から高い志を持って集まる生徒を受け入れるため、学校指定の学生寮(青雲寮など)や提携下宿が整備されている。寮内では規則正しい日課と栄養バランスの取れた朝夕の食事が提供され、集団生活を通じた人間的成長や自立心の育成が図られている。
寮費・下宿費用に関しては、各部屋タイプや契約内容により異なるため公式な一括固定額は非公開となっているが、一般的な盛岡市内の食事付き学生寮の相場(月額約5万〜7万円程度)が目安となる。
規律ある生活環境の中で、仲間と共に切磋琢磨しながら自立心と社会性を身につける育成方針が敷かれている。
入学・入部案内
体験練習会・部活動見学会は、例年夏期(7月下旬〜8月頃)に中学生(主に中学3年生)を対象として開催されている。入部資格について、本校は公立高校であるため一般選抜で合格した生徒も含めて広く入部を受け入れており、門戸が開かれている。
偏差値および設置学科は以下の通りである。
- 商業科:偏差値目安 45(ビジネス実務・会計・流通を総合的に学ぶ)
- 情報ビジネス科:偏差値目安 45(プログラミング・情報処理・ICT活用を学ぶ)
岩手県の公立高校入試制度に基づき、一般入学者選抜のほか、部活動の実績や意欲を評価する特色入試(推薦選抜)が実施されている。
※これらの情報は年度・情勢により変動するため、あくまで参考情報となります。最新かつ正確な情報は必ず学校・クラブ公式HPをご確認いただくか、直接お問い合わせください。
チーム強化・指導方針
盛岡商業高校サッカー部の指導方針の根底にあるのは、名将・齋藤重信総監督の時代から受け継がれてきた「盛商魂」と「じょっぱり精神(東北人の粘り強さ)」である。雪国という地理的ハンディキャップを克服するため、徹底した走力とフィジカルの強化、球際の粘り強さ、そして規律ある組織的な守備網の構築が伝統として叩き込まれている。
中田洋介監督のもとでは、伝統の泥臭く戦うハードワークを継承しつつ、個々の高い技術と状況判断に基づいたスピーディーなパスワークとポゼッションを融合。選手一人ひとりが主体的に判断し、ピッチ内外で自立した人間として成長することを重視した現代的な指導が展開されている。
主なプロ選手一覧
- 1969年度卒:瀬田竜彦(盛岡商業高校 → 日立製作所)※元日本代表GK
- 1983年度卒:吉田暢(盛岡商業高校 → 東海大学 → 古河電工 → ジェフユナイテッド市原 → ブランメル仙台)※元いわてグルージャ盛岡監督
- 1988年度卒:平聡(盛岡商業高校 → 順天堂大学 → 東芝 → ブランメル仙台 / ベガルタ仙台)
- 1989年度卒:千葉恵二(盛岡商業高校 → 清水エスパルス)
- 1995年度卒:中村学(盛岡商業高校 → ブランメル仙台 / ベガルタ仙台 → いわてグルージャ盛岡)
- 2002年度卒:松田賢太(盛岡商業高校 → 八戸大学 → いわてグルージャ盛岡)
- 2003年度卒:山本脩斗(盛岡商業高校 → 早稲田大学 → ジュビロ磐田 → 鹿島アントラーズ → 湘南ベルマーレ)※元日本代表
- 2007年度卒:林勇介(盛岡商業高校 → 浦和レッズ → ザスパ草津 → いわてグルージャ盛岡)※第85回選手権全国優勝メンバー
- 2011年度卒:藤村慶太(盛岡商業高校 → ベガルタ仙台 → ツエーゲン金沢 → 鹿児島ユナイテッドFC)
- 2011年度卒:久保海都(盛岡商業高校 → 関東学院大学 → いわてグルージャ盛岡)
- 2012年度卒:谷村憲一(盛岡商業高校 → モンテディオ山形 → ガイナーレ鳥取 → いわてグルージャ盛岡)
- 2020年度卒:中村涼(盛岡商業高校 → 札幌大学 → 藤枝MYFC → ザスパ群馬)


















