広島県瀬戸内高校(広島県)
広島県広島市東区尾長西に所在する学校法人瀬戸内学園・広島県瀬戸内高等学校の男子サッカー部。冬の全国高校サッカー選手権大会において2018年度(第97回)に初出場ながら全国ベスト4進出を果たし、全国高校総体(インターハイ)には通算11回出場を誇る中国地方を代表する屈指の強豪校である。チームカラーである「SETOUCHI BLUE」を身に纏い、高い技術力と徹底したハードワークを武器に全国の頂点を目指す。日本代表歴を持つ安部裕葵をはじめ、数多くのプロサッカー選手を輩出している。
目次
学校の設立と概要
広島県瀬戸内高等学校は、1901年(明治34年)4月15日に創設された私立松本学校を起源とする歴史ある私立高等学校である。創設者の松本隆興氏によって地域教育の振興と有為な実業人材の育成を目的として開校され、1914年(大正3年)には松本商業実務学校へと発展した。戦後の学制改革を経て広島県松本商業高等学校となり、1972年(昭和47年)9月1日に法人名を学校法人瀬戸内学園、校名を現在の広島県瀬戸内高等学校へと改称した。
建学の精神として「誠実にして勤勉、礼節を重んじ、不撓不屈の精神をもって社会に貢献する人材の育成」を掲げており、校訓である「勤勉・誠実・感謝」のもとで豊かな人間性と確かな学力の定着を図っている。広島駅北口から徒歩圏内という利便性の高い立地に位置し、文武両道の校風を築き上げてきた。
設置学科は全日制課程の普通科であり、生徒の多様な進路希望に対応するため「特別進学コース」「進学コース」「公務員コース」「アスリートコース」など特色あるコース編成を展開している。部活動の活動が極めて盛んであり、サッカー部のみならず硬式野球部、ライフル射撃部、ゴルフ部、水泳部など多彩な運動部・文化部が全国大会や中国地方大会で顕著な実績を残している。
サッカー部創部の経緯
広島県瀬戸内高等学校サッカー部は、学校の歴史とともに歩みを進める中で創部され、激戦区として知られる広島県内において着実に実力を蓄えてきた。古くから広島皆実高校や広島観音高校、山陽高校といった伝統校が全国大会への切符を争うハイレベルな広島県の高校サッカー界において、長年にわたり強固なチームビルディングと育成強化を推進した。
2000年代以降、チームダイレクターを務めた鯉迫勝也氏らの情熱的な指導と指導体制の近代化により急速に頭角を現した。2010年度には全国高校総体(インターハイ)広島県予選を制して総体初出場を果たすと、翌2011年、2012年、2013年と県総体4連覇を達成し、広島県のトップ勢力へと確固たる地位を築いた。
さらに2018年度の第97回全国高校サッカー選手権大会広島県予選を勝ち抜き、悲願であった選手権初出場を達成。全国大会の舞台でも初出場校の快進撃として旋風を巻き起こし、一気に全国ベスト4(第3位)へと駆け上がった。この歴史的躍進によって「瀬戸内」の名は全国区へと知れ渡り、中国地方を牽引する強豪校としての地位を確立した。
現監督と指導陣
- 石川喬穂(いしかわたかお)(在籍期間:2023年〜在任中)
1991年5月30日生まれ、広島県出身。現役時代は広島皆実高校の主将として第87回全国高校サッカー選手権大会優勝を経験。国士舘大学を経て、FC町田ゼルビア、アスルクラロ沼津でJリーガーとして活躍したプロ出身の指導者である。現役引退後は瀬戸内高校のコーチなどを歴任し、2023年に監督へ就任。プロ基準の戦術眼と緻密なチームマネジメントを融合させ、チームを全国高校総体(インターハイ)3大会連続出場(通算11回目)へと導いた。
- 鯉迫勝也(こいさこかつや)(在籍期間:1990年代〜在任中・現チームダイレクター)
順天堂大学卒業。瀬戸内高校サッカー部を率いてインターハイ出場5回、全国高校サッカー選手権出場、全日本ユース出場2回、プレミアリーグ参入戦出場などを果たし、チームを全国区の強豪へと押し上げた名将。2018年度の選手権全国ベスト4をはじめ数々の黄金期を創出し、現在はチームダイレクターとしてクラブ全体の強化・統括を担う。
このほか、瀬戸内高校OBや大学サッカー経験者、専任GKコーチ、トレーナー陣が各カテゴリーに配置され、選手一人ひとりの技術・フィジカル・メンタルを多角的にサポートする指導体制が確立されている。
全国大会などでの成績
全国高校サッカー選手権大会においては、2018年度(第97回)に広島県代表として悲願の初出場を果たした。初戦から持ち前の鋭いパスワークと組織的な守備を連動させ、強豪校を次々と破って全国ベスト4(第3位)に進出する快挙を達成した。2021年度(第100回記念大会)にも2度目の選手権出場を果たしている。
全国高校総体(インターハイ)においては、2010年度の初出場を皮切りに2011年〜2013年の大会3連覇(広島県予選4連覇)を達成。その後も着実に全国への切符を掴み取り、2024年度から2026年度にかけて3大会連続出場を果たすなど通算11回の全国出場実績を誇る。
高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグにおいては、地域最高峰であるプリンスリーグ中国に長年定着。ファジアーノ岡山U-18、サンフレッチェ広島F.Cユースセカンド、立正大淞南高校、米子北高校セカンドといったJユースおよび強豪高体連と毎週ハイレベルな公式戦を重ね、高円宮杯プレミアリーグ参入戦(プレーオフ)にも通算4回進出している。
全国高校サッカー選手権大会
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2000年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は沼田/優勝・国見(長崎) |
| 2001年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島皆実/優勝・国見(長崎) |
| 2002年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(準優勝) | 広島県代表は広島皆実/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2003年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島皆実/優勝・国見(長崎) |
| 2004年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島観音/優勝・鹿児島実業(鹿児島) |
| 2005年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島観音/優勝・野洲(滋賀) |
| 2006年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島皆実/優勝・盛岡商(岩手) |
| 2007年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島皆実/優勝・流通経済大柏(千葉) |
| 2008年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(準優勝) | 広島県代表は広島皆実/優勝・広島皆実(広島) |
| 2009年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(準優勝) | 広島県代表は広島観音/優勝・山梨学院(山梨) |
| 2010年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(準優勝) | 広島県代表は広島皆実/優勝・滝川第二(兵庫) |
| 2011年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(準優勝) | 広島県代表は山陽/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2012年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島観音/優勝・鵬翔(宮崎) |
| 2013年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(準優勝) | 広島県代表は広島皆実/優勝・富山第一(富山) |
| 2014年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島皆実/優勝・星稜(石川) |
| 2015年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島皆実/優勝・東福岡(福岡) |
| 2016年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(準優勝) | 広島県代表は広島皆実/優勝・青森山田(青森) |
| 2017年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(準優勝) | 広島県代表は広島皆実/優勝・前橋育英(群馬) |
| 2018年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(1回目) | ベスト4(全国第3位) | 初出場/優勝・青森山田(青森) |
| 2019年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島皆実/優勝・静岡学園(静岡) |
| 2020年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(準優勝) | 広島県代表は広島皆実/優勝・山梨学院(山梨) |
| 2021年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(2回目) | 1回戦敗退 | 優勝・青森山田(青森) |
| 2022年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島皆実/優勝・岡山学芸館(岡山) |
| 2023年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島国際学院/優勝・青森山田(青森) |
| 2024年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(準優勝) | 広島県代表は広島国際学院/優勝・前橋育英(群馬) |
| 2025年度 | 瀬戸内 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島皆実/優勝・神村学園(鹿児島) |
全国高等学校総合体育大会(インターハイ)
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2000年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は市立沼田/優勝・国見(長崎) |
| 2001年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島朝鮮/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2002年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島皆実/優勝・帝京(東京) |
| 2003年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は山陽/優勝・国見(長崎) |
| 2004年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島皆実/優勝・国見(長崎) |
| 2005年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島皆実/優勝・青森山田(青森) |
| 2006年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島観音/優勝・広島観音(広島) |
| 2007年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島観音/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2008年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島皆実/優勝・流通経済大柏(千葉)と市立船橋(千葉)の両校優勝 |
| 2009年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島観音/優勝・前橋育英(群馬) |
| 2010年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(インターハイ)(1回目) | 2回戦敗退 | 初出場/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2011年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(インターハイ)(2回目) | 2回戦敗退 | 優勝・桐蔭学園(神奈川) |
| 2012年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(インターハイ)(3回目) | 1回戦敗退 | 優勝・三浦学苑(神奈川) |
| 2013年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(インターハイ)(4回目) | 1回戦敗退 | 優勝・市立船橋(千葉) |
| 2014年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島皆実/優勝・東福岡(福岡) |
| 2015年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島皆実/優勝・東福岡(福岡) |
| 2016年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(インターハイ)(5回目) | 3回戦敗退(ベスト16) | 広島県開催枠(2校出場)/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2017年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島観音/優勝・流通経済大柏(千葉) |
| 2018年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(インターハイ)(6回目) | 2回戦敗退 | 優勝・山梨学院(山梨) |
| 2019年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島皆実/優勝・桐光学園(神奈川) |
| 2020年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(インターハイ) | 大会中止 | 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により大会中止 |
| 2021年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(インターハイ)(7回目) | 2回戦敗退 | 優勝・青森山田(青森) |
| 2022年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(インターハイ)(8回目) | 2回戦敗退 | 優勝・前橋育英(群馬) |
| 2023年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(広島県予選) | 県予選敗退(詳細記録なし) | 広島県代表は広島国際学院/優勝・明秀学園日立(茨城) |
| 2024年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(インターハイ)(9回目) | 1回戦敗退 | 優勝・昌平(埼玉) |
| 2025年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(インターハイ)(10回目) | 1回戦敗退 | 広島県予選優勝/優勝校記録は公式結果に基づく |
| 2026年度 | 瀬戸内 | 全国高校総体(インターハイ)(11回目) | 1回戦敗退 | 3年連続出場/優勝校記録は公式結果に基づく |
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国・広島県リーグ
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名 | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2003年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯プリンスリーグ中国 | 参戦(詳細記録なし) | 優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島) |
| 2004年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯プリンスリーグ中国 | 参戦(詳細記録なし) | 優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島) |
| 2005年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯プリンスリーグ中国 | 参戦(詳細記録なし) | 優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島) |
| 2006年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯プリンスリーグ中国 | 参戦(詳細記録なし) | 優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島) |
| 2007年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯プリンスリーグ中国 | 参戦(詳細記録なし) | 優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島) |
| 2008年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯プリンスリーグ中国 | 参戦(詳細記録なし) | 優勝・広島皆実(広島) |
| 2009年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯プリンスリーグ中国 | 参戦(詳細記録なし) | 優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島) |
| 2010年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯プリンスリーグ中国 | 参戦(詳細記録なし) | 優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島) |
| 2011年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国 | 参戦(詳細順位記録なし) | 優勝・作陽(岡山) |
| 2012年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国 | 参戦(詳細順位記録なし) | 地域優勝・米子北(鳥取) |
| 2013年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国 | 5位 | 優勝・サンフレッチェ広島F.Cユースセカンド(広島) |
| 2014年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国 | 6位 | 優勝・立正大淞南(島根) |
| 2015年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国 | 4位 | 優勝・米子北(鳥取) |
| 2016年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国 | 3位 | 優勝・サンフレッチェ広島F.Cユースセカンド(広島) |
| 2017年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国 | 1位(優勝) | 初優勝/プレミアリーグ参入戦進出 |
| 2018年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国 | 3位 | 優勝・サンフレッチェ広島F.Cユースセカンド(広島) |
| 2019年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国 | 4位 | 優勝・岡山学芸館(岡山) |
| 2020年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ/プリンスリーグ | 大会中止 | スーパープリンスリーグ2020中国に参戦 |
| 2021年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国 | 2位 | 優勝・米子北(鳥取)/プレミアリーグプレーオフ進出 |
| 2022年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国 | 3位 | 優勝・米子北(鳥取) |
| 2023年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国 | 4位 | 優勝・ファジアーノ岡山U-18(岡山) |
| 2024年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国 | 3位 | 優勝・岡山学芸館(岡山) |
| 2025年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国 | 4位 | 優勝・サンフレッチェ広島F.Cユースセカンド(広島) |
| 2026年度 | 瀬戸内 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国 | 3位 | 優勝・ファジアーノ岡山U-18(岡山) |
部員数
総部員数は約120名(3年生約40名、2年生約40名、1年生約40名)で構成されている。
カテゴリー構成および活動実態は以下の通りである。
- Aチーム(トップチーム):高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国、全国高校総体、全国高校サッカー選手権大会に参戦
- Bチーム(セカンドチーム):高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ広島県1部(HiFAユースリーグ1部)に参戦
- Cチーム(サードチーム):高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ広島県2部/3部に参戦
- 1年生チーム:中国ルーキーリーグ(LIGA NOVA)およびU-16交流リーグに参戦
部員の主な出身チームとしては、サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース、サンフレッチェびんご、サンフレッチェくにびき、レノファ山口FC U-15、シーガル広島、FCストヤノフ、兵庫FC、千里丘FC、RIP ACEなど、中国地方および関西・九州の有力Jクラブアカデミーや強豪街クラブから高い志を持つ選手が集結している。
練習環境については、人工芝が全面敷設された専用球技グラウンド(瀬戸内高校グラウンド/安佐北区等関連施設)およびウエイトトレーニング施設を整備。平日は放課後16:00〜19:00頃、休日は公式戦または実戦形式のトレーニングを行い、質の高い練習環境を整えている。
ユニフォーム
ユニフォームサプライヤーはPUMA(プーマ)が務めている。ファーストユニフォーム(HOME)は、チーム伝統のシンボルカラーである鮮やかなサックスブルー(青色)を基調とし、シャツが青色、パンツが青色、ソックスが青色のセットアップである。セカンドユニフォーム(AWAY)は、情熱的な赤色(レッド)を基調とし、シャツが赤色、パンツが赤色、ソックスが赤色のオールレッド仕様を採用している(対戦相手の配色やカテゴリー等に応じて白基調のシャツやパンツとの組み合わせパターンも運用される)。GKユニフォームにはフィールドプレイヤーと明確に識別できるイエロー(黄色)やグリーン(緑色)が採用されている。
ユニフォームスポンサーに関して、部活動の先進的取り組みとして地元企業やパートナー企業とのスポンサーシップを導入。公式ウェア等にサプライヤーロゴとともにパートナー企業ロゴが掲出され、チーム活動を強固に支援している。
寮・生活環境
広島県瀬戸内高校では、県外および遠方から進学する生徒・サッカー部員を対象とした専用の学生寮(合宿所)が整備されている。寮はグラウンドや学校へのアクセスが考慮された立地に位置し、約100名以上の受け入れが可能な宿泊・生活設備を備えている。
寮費に関しては、朝夕の食事代や光熱費を含めて月額約6万〜8万円程度が一般的な相場目安となるが、入寮年度や居室タイプ、利用条件によって変動するため公式な一括固定額は非公開となっている。詳細な費用内訳は学校への問い合わせが必要である。
寮生活においては、栄養バランスの考慮された温かい食事が提供され、アスリートに必要な体づくりを食事面からサポート。規則正しい生活習慣や自立心、仲間との連帯感を育むための規律ある共同生活が徹底されている。
入学・入部案内
セレクション・練習会は、例年夏期(7月下旬〜8月頃)を中心に中学生(主に中学3年生)を対象とした体験練習会・部活動オープンスクールが実施されている。参加は所属中学校やクラブチーム指導者の推薦またはオープン形式での事前エントリーにより受け付けている。
入学後の入部資格に関しては、一般入試で入学した一般入学生であってもサッカー部への入部は制度上可能である。ただし、プリンスリーグ中国や全国大会を狙うトップレベルの競技環境であるため、相応の走力や高い志が求められる。
偏差値および設置コース一覧(最新目安):
- 普通科 特別進学コース:偏差値目安 50〜52(国公立・難関私立大進学)
- 普通科 進学コース:偏差値目安 45〜47(文系・理系大学進学)
- 普通科 公務員コース:偏差値目安 44〜46(公務員試験対策)
- 普通科 アスリートコース:偏差値目安 42〜44(全国レベルのアスリート育成)
推薦入試の有無について、中学校での推薦基準に基づく指定校推薦や一般推薦、アスリートコース等におけるスポーツ推薦枠(実技・面接・書類選考)が設けられている。運動実績や部活動継続の意志が評価対象となる。
※これらの情報は年度・情勢により変動するため、あくまで参考情報となります。最新かつ正確な情報は必ず学校・クラブ公式HPをご確認いただくか、直接お問い合わせください。
チーム強化・指導方針
瀬戸内高校サッカー部が掲げる指導方針の根幹は、「ボールを大切にし、全員が連動して主導権を握るアグレッシブな攻撃サッカー」と「球際の激しさとハードワークを貫く堅守」の融合である。状況に応じた正確な状況判断、卓越したボールコントロール技術、そして攻守の切り替え(トランジション)のスピードを徹底して磨き上げている。
石川喬穂監督のもとでは、個人の技術向上に加え、ピッチ全体を俯瞰したポジショナルな戦術理解や組織的なプレッシングの連動性が強化されている。フィジカル面での強靭さと走力をベースにしながらも、相手の守備網をパスとドリブルのコンビネーションで崩す魅力的なサッカースタイルを志向する。
また、ピッチ内でのパフォーマンスのみならず、ピッチ外における礼儀・挨拶・感謝の心・学業への取り組みといった「人間形成」を重んじている。高校3年間を通じて自立した大人へと成長させ、大学サッカーやJリーグといった卒業後のステージでも息長く活躍できる選手の育成に注力している。
主なプロ選手一覧
- 2012年度卒:元田龍矢(瀬戸内高校 → 高知大学 → 水戸ホーリーホック → アルビレックス新潟シンガポール → 水戸ホーリーホック → ヴァンラーレ八戸 → 水戸ホーリーホック → 高知ユナイテッドSC)
- 2013年度卒:浜下瑛(瀬戸内高校 → 産業能率大学 → 栃木SC → 徳島ヴォルティス → 愛媛FC → Y.S.C.横浜)
- 2016年度卒:安部裕葵(瀬戸内高校 → 鹿島アントラーズ → FCバルセロナB → 浦和レッズ → FC今治)※元日本代表・2018年Jリーグベストヤングプレーヤー賞
- 2021年度卒:有吉勇人(瀬戸内高校 → 甲南大学 → ツエーゲン金沢)
- 2021年度卒:佐野竜眞(瀬戸内高校 → 大阪体育大学 → カマタマーレ讃岐)
※上記プロ選手一覧は、Jリーグ(J1〜J3)または海外プロリーグ、JFL等でプロ契約実績が確認できた選手を掲載している。大学卒業後に地域リーグやアマチュアトップリーグでプレーしている選手等は割愛している。





















