RB大宮アルディージャU-18(埼玉県)
埼玉県さいたま市を本拠地とし、Jリーグクラブ「大宮アルディージャ(現・RB大宮アルディージャ)」の第2種育成組織として活動する大宮アルディージャU-18。高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグや日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会など、全国最高峰の舞台で安定した戦績を残し続けている屈指の育成組織である。「個の育成と魅力あるサッカーの追求」を掲げ、トップチームへの昇格者をはじめ、国内外のプロリーグや各年代日本代表で活躍する数多くの優秀なタレントを継続して輩出している。
目次
クラブの設立と概要
大宮アルディージャの歴史は、1969年(昭和44年)に設立された「電電関東サッカー部」に端を発する。日本電信電話公社の民営化に伴い1985年に「NTT関東サッカー部」へと改称され、日本サッカーリーグ(JSL)やジャパンフットボールリーグ(旧JFL)で確かな実力を築いていった。
1998年12月、Jリーグ入会およびJ2創設に合わせて「NTTスポーツ振興株式会社」が設立され、クラブ名を「大宮アルディージャ」と改称。チーム名の「アルディージャ(Ardija)」は、リスを意味するスペイン語「Ardilla」に由来し、本拠地である埼玉県大宮市(現・さいたま市)のシンボル的存在として親しまれてきた。
2024年にはレッドブルグループによる株式取得を経て新体制へと移行し、世界的なフットボールネットワークと連携したクラブ改革を推進。地域密着の理念を守りながら、国際基準を見据えた強固なクラブ基盤の構築を進めている。
ユースチーム創設の経緯
大宮アルディージャのユースチーム(U-18)は、Jリーグ加盟に向けた育成組織の整備に伴い、1990年代後半に本格的な活動を開始した。アカデミー組織はジュニア(U-12)、ジュニアユース(U-15)、ユース(U-18)の各年代で一貫した育成ピラミッドを形成している。
創設初期から着実に指導体系の整備を進め、2000年代以降は日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会やJユースカップで全国上位に進出。関東の強豪クラブユースとしての地位を確立した。2011年に創設された高校年代最高峰のリーグ戦「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ」にも2015年度に初昇格を果たし、全国トップクラスの強度と戦術眼を培う環境が整備された。
アカデミーからは金澤慎氏や渡部大輔氏といったクラブを象徴するバンディエラをはじめ、奥抜侃志選手や柴山昌也選手、市原吏音選手など、年代別日本代表や海外・J1で活躍する選手を多数輩出。育成力に定評のあるアカデミーとして広く認知されている。
現監督と指導陣
- 丹野友輔(たんの ゆうすけ)(在籍期間:2023年〜在任中)
選手引退後に大宮アルディージャのアカデミースタッフとして長年指導に携わり、U-12、U-15、U-18の各年代でコーチ・監督を歴任。現代サッカーにおけるポジショナルプレーの理解と個の打開力を高める指導に定評があり、チームの組織力と個の最大化を両立したチームビルディングを推進している。
- 森田浩史(もりた ひろし)(在籍期間:2021年〜2022年)
現役時代はサガン鳥栖や大宮アルディージャ、アルビレックス新潟等で長身FWとして活躍。引退後は大宮のアカデミーで指導を重ね、2021年からU-18監督に就任。2022年度のプレミアリーグEASTではチームを3位の好成績へ導き、トップチームへ多数の選手を送り出した。
- 丹野友輔(第1期)(在籍期間:2019年〜2020年)
U-18コーチから監督へ昇格し、高円宮杯プレミアリーグEASTでの安定した戦いを牽引した。
- 大塚真司(おおつか しんじ)(在籍期間:2016年〜2017年)
大宮アルディージャなどでプレーした元プロ選手。引退後にアカデミー指導者となり、2016年にプレミアリーグEAST参戦時のU-18を指揮した。
指導陣にはGKコーチ、フィジカルコーチ、トレーナー、アカデミーアナリストが常駐しており、トップチームと同様のプロフェッショナルなサポート体制が整えられている。
全国大会などでの成績
大宮アルディージャU-18は、日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会、Jユースカップ、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ等において数々の輝かしい実績を打ち立てている。
日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会では、2005年度(第29回)および2020年度(第44回)に全国第3位(ベスト4)へ進出したほか、2015年度(第39回)には決勝進出を果たしクラブ史上最高成績となる全国準優勝を達成した。また、2018年度(第42回)にもベスト4に進出するなど、全国屈指の強豪クラブユースとして存在感を示している。
Jユースカップ(Jリーグユース選手権大会)においては、2007年度(第15回)に全国第3位へ進出。高円宮杯リーグ戦においては、2014年度にプリンスリーグ関東1部で優勝を飾りプレミアリーグへの初昇格を果たすと、2015年度および2022年度のプレミアリーグEASTで全国3位の好成績を収めている。
日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1999年度 | 大宮アルディージャユース | 日本クラブユースサッカー選手権(関東予選) | 関東予選敗退(詳細記録なし) | 優勝・ジュビロ磐田ユース(静岡県) |
| 2000年度 | 大宮アルディージャユース | 日本クラブユースサッカー選手権(関東予選) | 関東予選敗退(詳細記録なし) | 優勝・京都パープルサンガユース(京都府) |
| 2001年度 | 大宮アルディージャユース | 日本クラブユースサッカー選手権(関東予選) | 関東予選敗退(詳細記録なし) | 優勝・FC東京U-18(東京都) |
| 2002年度 | 大宮アルディージャユース | 日本クラブユースサッカー選手権(関東予選) | 関東予選敗退(詳細記録なし) | 優勝・清水エスパルスユース(静岡県) |
| 2003年度 | 大宮アルディージャユース | 日本クラブユースサッカー選手権(関東予選) | 関東予選敗退(詳細記録なし) | 優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島県) |
| 2004年度 | 大宮アルディージャユース | 日本クラブユースサッカー選手権(関東予選) | 関東予選敗退(詳細記録なし) | 優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島県) |
| 2005年度 | 大宮アルディージャユース | 日本クラブユースサッカー選手権(1回目) | ベスト4(全国第3位) | 初出場で全国3位/優勝・ヴェルディユース(東京都) |
| 2006年度 | 大宮アルディージャユース | 日本クラブユースサッカー選手権(2回目) | 1次ラウンド敗退 | 優勝・ガンバ大阪ユース(大阪府) |
| 2007年度 | 大宮アルディージャユース | 日本クラブユースサッカー選手権(3回目) | 1次ラウンド敗退 | 優勝・ガンバ大阪ユース(大阪府) |
| 2008年度 | 大宮アルディージャユース | 日本クラブユースサッカー選手権(関東予選) | 関東予選敗退(詳細記録なし) | 優勝・FC東京U-18(東京都) |
| 2009年度 | 大宮アルディージャユース | 日本クラブユースサッカー選手権(関東予選) | 関東予選敗退(詳細記録なし) | 優勝・セレッソ大阪U-18(大阪府) |
| 2010年度 | 大宮アルディージャユース | 日本クラブユースサッカー選手権(4回目) | 1次ラウンド敗退 | 優勝・東京ヴェルディユース(東京都) |
| 2011年度 | 大宮アルディージャユース | 日本クラブユースサッカー選手権(5回目) | 1次ラウンド敗退 | 優勝・東京ヴェルディユース(東京都) |
| 2012年度 | 大宮アルディージャユース | 日本クラブユースサッカー選手権(関東予選) | 関東予選敗退(詳細記録なし) | 優勝・柏レイソルU-18(千葉県) |
| 2013年度 | 大宮アルディージャユース | 日本クラブユースサッカー選手権(6回目) | ラウンド16敗退 | 優勝・横浜F・マリノスユース(神奈川県) |
| 2014年度 | 大宮アルディージャユース | 日本クラブユースサッカー選手権(7回目) | 1次ラウンド敗退 | 優勝・三菱養和SCユース(東京都) |
| 2015年度 | 大宮アルディージャユース | 日本クラブユースサッカー選手権(8回目) | 準優勝 | クラブ史上最高成績/優勝・横浜F・マリノスユース(神奈川県) |
| 2016年度 | 大宮アルディージャユース | 日本クラブユースサッカー選手権(9回目) | 1次ラウンド敗退 | 小柏剛が得点王/優勝・FC東京U-18(東京都) |
| 2017年度 | 大宮アルディージャユース | 日本クラブユースサッカー選手権(10回目) | 1次ラウンド敗退 | 優勝・FC東京U-18(東京都) |
| 2018年度 | 大宮アルディージャU18 | 日本クラブユースサッカー選手権(11回目) | ベスト4(全国第3位) | 優勝・清水エスパルスユース(静岡県) |
| 2019年度 | 大宮アルディージャU18 | 日本クラブユースサッカー選手権(12回目) | 1次ラウンド敗退 | 優勝・名古屋グランパスU-18(愛知県) |
| 2020年度 | 大宮アルディージャU18 | 日本クラブユースサッカー選手権(13回目) | ベスト4(全国第3位) | 優勝・サガン鳥栖U-18(佐賀県) |
| 2021年度 | 大宮アルディージャU18 | 日本クラブユースサッカー選手権(14回目) | 1回戦敗退 | 優勝・名古屋グランパスU-18(愛知県) |
| 2022年度 | 大宮アルディージャU18 | 日本クラブユースサッカー選手権(15回目) | ベスト8 | 優勝・セレッソ大阪U-18(大阪府) |
| 2023年度 | 大宮アルディージャU18 | 日本クラブユースサッカー選手権(16回目) | ラウンド16敗退 | 優勝・ガンバ大阪ユース(大阪府) |
| 2024年度 | 大宮アルディージャU18 | 日本クラブユースサッカー選手権(17回目) | ラウンド16敗退 | 優勝・ガンバ大阪ユース(大阪府) |
| 2025年度 | 大宮アルディージャU18 | 日本クラブユースサッカー選手権(18回目) | ラウンド16敗退 | 優勝・川崎フロンターレU-18(神奈川県) |
Jユースカップ(Jリーグユース選手権大会)
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名 | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1999年度 | 大宮アルディージャユース | Jユースカップ | 予選リーグ敗退 | 優勝・ヴィッセル神戸ユース(兵庫県) |
| 2000年度 | 大宮アルディージャユース | Jユースカップ | 予選リーグ敗退 | 優勝・ガンバ大阪ユース(大阪府) |
| 2001年度 | 大宮アルディージャユース | Jユースカップ | 予選リーグ敗退 | 優勝・京都パープルサンガユース(京都府) |
| 2002年度 | 大宮アルディージャユース | Jユースカップ | 予選リーグ敗退 | 優勝・ガンバ大阪ユース(大阪府) |
| 2003年度 | 大宮アルディージャユース | Jユースカップ | 予選リーグ敗退 | 優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島県) |
| 2004年度 | 大宮アルディージャユース | Jユースカップ | 予選リーグ敗退 | 優勝・鹿島アントラーズユース(茨城県) |
| 2005年度 | 大宮アルディージャユース | Jユースカップ | 予選リーグ敗退 | 優勝・清水エスパルスユース(静岡県) |
| 2006年度 | 大宮アルディージャユース | Jユースカップ | ベスト8 | 優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島県) |
| 2007年度 | 大宮アルディージャユース | Jユースカップ | ベスト4(全国第3位) | 渡部大輔が得点王(13得点)/優勝・FC東京U-18(東京都) |
| 2008年度 | 大宮アルディージャユース | Jユースカップ | 予選リーグ敗退 | 優勝・ガンバ大阪ユース(大阪府) |
| 2009年度 | 大宮アルディージャユース | Jユースカップ | 予選リーグ敗退 | 優勝・FC東京U-18(東京都) |
| 2010年度 | 大宮アルディージャユース | Jユースカップ | 予選リーグ敗退 | 優勝・横浜F・マリノスユース(神奈川県) |
| 2011年度 | 大宮アルディージャユース | Jユースカップ | 予選リーグ敗退 | 優勝・名古屋グランパスU18(愛知県) |
| 2012年度 | 大宮アルディージャユース | Jユースカップ | 2回戦敗退 | 優勝・コンサドーレ札幌U-18(北海道) |
| 2013年度 | 大宮アルディージャユース | Jユースカップ | 2回戦敗退 | 優勝・ヴィッセル神戸U-18(兵庫県) |
| 2014年度 | 大宮アルディージャユース | Jユースカップ | 2回戦敗退 | 優勝・鹿島アントラーズユース(茨城県) |
| 2015年度 | 大宮アルディージャユース | Jユースカップ | 2回戦敗退 | 優勝・浦和レッズユース(埼玉県) |
| 2016年度 | 大宮アルディージャユース | Jユースカップ | 3回戦敗退 | 優勝・FC東京U-18(東京都) |
| 2017年度 | 大宮アルディージャユース | Jユースカップ | 2回戦敗退 | 優勝・京都サンガF.C. U-18(京都府) |
| 2018年度 | 大宮アルディージャU18 | Jユースカップ | 2回戦敗退 | 優勝・横浜F・マリノスユース(神奈川県) |
| 2019年度 | 大宮アルディージャU18 | Jユースカップ | 2回戦敗退 | 優勝・名古屋グランパスU-18(愛知県) |
| 2020年度 | 大宮アルディージャU18 | Jユースカップ | 大会中止 | 新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止 |
| 2021年度 | 大宮アルディージャU18 | Jユースカップ | 1回戦敗退 | ノックアウト方式で開催/優勝・セレッソ大阪U-18(大阪府) |
| 2024年度 | 大宮アルディージャU18 | Jユースカップ(U-17) | 2回戦敗退 | U-17主体大会として再開/優勝・FC東京U-18(東京都) |
| 2025年度 | 大宮アルディージャU18 | Jユースカップ(U-17) | 2回戦敗退 | 優勝・川崎フロンターレU-18(神奈川県) |
高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ(プレミア・プリンス・全日本ユース)
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名 | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2003年度 | 大宮アルディージャユース | 高円宮杯全日本ユース(関東予選) | 関東予選敗退(詳細記録なし) | 優勝・市立船橋高校(千葉県) |
| 2004年度 | 大宮アルディージャユース | 高円宮杯全日本ユース(関東予選) | 関東予選敗退(詳細記録なし) | 優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島県) |
| 2005年度 | 大宮アルディージャユース | 高円宮杯全日本ユース(関東予選) | 関東予選敗退(詳細記録なし) | 優勝・横浜F・マリノスユース(神奈川県) |
| 2006年度 | 大宮アルディージャユース | 高円宮杯全日本ユース(関東予選) | 関東予選敗退(詳細記録なし) | 優勝・滝川第二高校(兵庫県) |
| 2007年度 | 大宮アルディージャユース | 高円宮杯全日本ユース(関東予選) | 関東予選敗退(詳細記録なし) | 優勝・流通経済大柏高校(千葉県) |
| 2008年度 | 大宮アルディージャユース | 高円宮杯全日本ユース(関東予選) | 関東予選敗退(詳細記録なし) | 優勝・浦和レッズユース(埼玉県) |
| 2009年度 | 大宮アルディージャユース | 高円宮杯全日本ユース(関東予選) | 関東予選敗退(詳細記録なし) | 優勝・横浜F・マリノスユース(神奈川県) |
| 2010年度 | 大宮アルディージャユース | 高円宮杯 JFA プリンスリーグ関東1部 | 10位 | プリンスリーグ初参戦・2部降格/優勝・流通経済大柏高校(千葉県) |
| 2011年度 | 大宮アルディージャユース | 高円宮杯 JFA プリンスリーグ関東2部 | 4位 | 優勝・鹿島学園高校(茨城県) |
| 2012年度 | 大宮アルディージャユース | 高円宮杯 JFA プリンスリーグ関東2部 | 4位 | 優勝・市立船橋高校(千葉県) |
| 2013年度 | 大宮アルディージャユース | 高円宮杯 JFA プリンスリーグ関東1部 | 4位 | 優勝・前橋育英高校(群馬県) |
| 2014年度 | 大宮アルディージャユース | 高円宮杯 JFA プリンスリーグ関東 | 1部優勝 | プレミア参入戦勝利・昇格決定/優勝・大宮アルディージャユース(埼玉県) |
| 2015年度 | 大宮アルディージャユース | 高円宮杯 JFA U-18プレミアリーグEAST | 3位 | プレミア初参戦で3位/優勝・鹿島アントラーズユース(茨城県) |
| 2016年度 | 大宮アルディージャユース | 高円宮杯 JFA U-18プレミアリーグEAST | 4位 | 優勝・青森山田高校(青森県) |
| 2017年度 | 大宮アルディージャユース | 高円宮杯 JFA U-18プレミアリーグEAST | 10位 | プリンスリーグ関東へ降格/優勝・FC東京U-18(東京都) |
| 2018年度 | 大宮アルディージャU18 | 高円宮杯 JFA プリンスリーグ関東 | 4位 | プレミア参入戦進出・昇格決定/優勝・矢板中央高校(栃木県) |
| 2019年度 | 大宮アルディージャU18 | 高円宮杯 JFA U-18プレミアリーグEAST | 7位 | 優勝・青森山田高校(青森県) |
| 2020年度 | 大宮アルディージャU18 | 高円宮杯プレミアリーグ関東2020 | 3位 | コロナ禍による地域分散代替リーグ/優勝・横浜F・マリノスユース(神奈川県) |
| 2021年度 | 大宮アルディージャU18 | 高円宮杯 JFA U-18プレミアリーグEAST | 4位 | 優勝・青森山田高校(青森県) |
| 2022年度 | 大宮アルディージャU18 | 高円宮杯 JFA U-18プレミアリーグEAST | 3位 | 優勝・川崎フロンターレU-18(神奈川県) |
| 2023年度 | 大宮アルディージャU18 | 高円宮杯 JFA U-18プレミアリーグEAST | 9位 | 優勝・青森山田高校(青森県) |
| 2024年度 | 大宮アルディージャU18 | 高円宮杯 JFA U-18プレミアリーグEAST | 12位 | プリンスリーグ関東1部へ降格/優勝・鹿島アントラーズユース(茨城県) |
| 2025年度 | 大宮アルディージャU18 | 高円宮杯 JFA プリンスリーグ関東1部 | 3位 | 優勝・帝京高校(東京都) |
部員数
総部員数は約35〜40名(各学年12〜14名前後)の少数精鋭で構成されている。
チーム構成・活動形態:
- 単一カテゴリー(全体編成):高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ(プレミアリーグ/プリンスリーグ関東)、日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会等
- 下級生・育成大会:Jユースカップ(U-17年代主体大会)やJクラブフェスティバル、各種トレーニングマッチを通じた実戦機会の創出
※埼玉県Sリーグ(県リーグ)へのセカンドチーム参加や高校ルーキーリーグへの参戦は行わず、チーム全体でトップレベルの公式戦・カップ戦・トレーニングに集中する体制をとっている。
所属選手の出身チームは、直下組織である大宮アルディージャU-15からの内部昇格者が大半を占めており、クラブの一貫指導体制が強固に確立されている。加えて、FC LAVIDA、GRANDE FC、クラブ・ドラゴンズ柏、クマガヤSCといった関東近郊の有力タウンクラブからスカウトされた精鋭が融合し、高いレベルで切磋琢磨している。
練習環境は、さいたま市西区の「秋葉の森総合公園サッカー場(天然芝・人工芝)」や「志木グラウンド」等を主に使用している。平日は放課後17:30〜20:00頃を中心にトレーニングを実施し、クラブハウスのトレーニングジムや映像分析ルームを活用して質の高い育成が行われている。
ユニフォーム
ユニフォームサプライヤーはアディダス(adidas)。ファーストユニフォーム(HOME)は、洗練された「ネイビー(紺色)」をベースボディに採用し、クラブの象徴であるオレンジのライン・グラフィックが躍動感を表現するデザインとなっており、シャツがネイビー(オレンジアクセント)、パンツがネイビー、ソックスがネイビーの引き締まったセットアップを採用している。セカンドユニフォーム(AWAY)は、クリーンな「白」を基調とし、シャツが白色、パンツが白色、ソックスが白色の組み合わせである。GKユニフォームにはフィールドプレイヤーと識別しやすい鮮やかなグリーンやイエロー、ブルー等が採用されている。
スポンサー企業として、クラブパートナーである武蔵野銀行や富士薬品、NTT東日本、武蔵コーポレーション、サイカンシステム等のオフィシャルパートナーがアカデミー活動・ウェアの公式スポンサーとして支援を行っている。
寮・生活環境
大宮アルディージャU-18では、遠方や県外出身の選手を受け入れるための育成専用選手寮「アルディージャ寮」および指定の受け入れ環境が整備されている。
寮費や諸経費の詳細は公式には非公開となっており、クラブの規定に基づいて運用されている。
寮内では専任スタッフや管理栄養士によるアスリート向けに栄養計算された食事が提供され、コンディショニングと身体作りに直結する生活環境が整えられている。選手たちは提携高校への通学と日々のハードな練習・自習を両立し、集団生活を通じてプロフェッショナルとしての自己管理能力、自立心、社会性を養っている。
入学・入部案内
セレクション・練習会に関して、大宮アルディージャU-18では例年6月〜7月頃に現中学3年生(翌年度の新高校1年生)を対象とした公募制のU-18セレクションが志木総合グラウンド等で開催される。実技審査やゲーム形式による選考が行われ、合格者には加入内定が出される。
入学後の入部資格に関しては、上記の一般公募セレクション合格者、ジュニアユース(大宮アルディージャU-15)からの内部昇格者、およびクラブスカウトによって入団を認められた選手のみで構成される完全選抜制をとっており、一般募集による自由入部は受け付けていない。
提携・通学高校および学業環境について、選手たちはさいたま市内および近郊の提携全日制高校(埼玉県立大宮南高校、埼玉栄高校、浦和実業学園高校など)や通信制高校(目黒日本大学高校通信制課程、クラーク記念国際高校等)に所属しながらアカデミー活動と学業を両立させている。普通科や進学コースなど偏差値48〜60前後の幅広い選択肢が用意されている。
※これらの情報は年度・情勢により変動するため、あくまで参考情報となります。最新かつ正確な情報は必ず学校・クラブ公式HPをご確認いただくか、直接お問い合わせください。
チーム強化・指導方針
大宮アルディージャU-18の指導方針は、「トップチームで活躍できるプロサッカー選手の育成」および「豊かな人間性を備えた社会人の育成」を一貫したミッションとしている。
プレーモデルにおいては、論理的なポジショナルプレーと状況判断に基づく主導権掌握型(ボールポゼッション)サッカーを基盤としつつ、攻守の切り替え(トランジション)における圧倒的な強度とスプリントを重視。トップチームとアカデミー全体で共有されたメソッドに基づき、個の打開力・戦術理解度・メンタリティを高水準で磨き上げる。
さらに、レッドブルグループ参画に伴い、グローバル基準のフィジカルデータ測定、GPSトラッキングによる科学的コンディショニング管理、海外遠征や国際ユース大会への積極的な参加など、世界基準のフットボール環境での強化が加速している。
主なプロ選手一覧
- 2001年度卒:金澤慎(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ)※元大宮バンディエラ
- 2005年度卒:西村陽毅(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ)
- 2006年度卒:川辺隆弥(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ)
- 2007年度卒:渡部大輔(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ)
- 2008年度卒:新井涼平(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ → ヴァンフォーレ甲府等)
- 2008年度卒:野崎桂太(大宮アルディージャU-18 → 東洋大学 → ザスパ草津)
- 2008年度卒:今井智基(大宮アルディージャU-18 → 中央大学 → 大宮アルディージャ → FC町田ゼルビア等)
- 2009年度卒:石川俊輝(大宮アルディージャU-18 → 東洋大学 → 湘南ベルマーレ → 大宮アルディージャ等)
- 2010年度卒:宮崎泰右(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ → ヴァンフォーレ甲府等)
- 2011年度卒:深井脩平(大宮アルディージャU-18 → 北陸大学 → ブラウブリッツ秋田 → いわてグルージャ盛岡等)
- 2012年度卒:川田修平(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ → 栃木SC)
- 2012年度卒:中山雄希(大宮アルディージャU-18 → 早稲田大学 → 横浜FC → ギラヴァンツ北九州等)
- 2013年度卒:大山啓輔(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ → ツエーゲン金沢)
- 2013年度卒:山崎浩介(大宮アルディージャU-18 → 明治大学 → 愛媛FC → モンテディオ山形 → サガン鳥栖 → ジュビロ磐田)
- 2014年度卒:小島幹敏(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ)
- 2014年度卒:高山和真(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ → カターレ富山等)
- 2014年度卒:小野雅史(大宮アルディージャU-18 → 明治大学 → 大宮アルディージャ → モンテディオ山形 → 名古屋グランパス)
- 2014年度卒:浦上仁騎(大宮アルディージャU-18 → 東洋大学 → AC長野パルセイロ → ヴァンフォーレ甲府 → 大宮アルディージャ → 北海道コンサドーレ札幌)
- 2014年度卒:後藤大輝(大宮アルディージャU-18 → 明治大学 → ギラヴァンツ北九州 → ツエーゲン金沢等)
- 2014年度卒:小池大喜(大宮アルディージャU-18 → 東洋大学 → ブラウブリッツ秋田 → ヴァンラーレ八戸)
- 2015年度卒:加藤有輝(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ → ギラヴァンツ北九州 → いわきFC)
- 2015年度卒:黒川淳史(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ → ジュビロ磐田 → ヴァンフォーレ甲府等)
- 2015年度卒:藤沼拓夢(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ → 栃木SC → ラインメール青森等)
- 2015年度卒:川田拳登(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ → ザスパクサツ群馬 → AC長野パルセイロ等)
- 2015年度卒:松崎快(大宮アルディージャU-18 → 東洋大学 → 水戸ホーリーホック → 浦和レッズ → 清水エスパルス等)
- 2016年度卒:山田陸(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ → ヴァンフォーレ甲府 → 名古屋グランパス → V・ファーレン長崎)
- 2016年度卒:小柏剛(大宮アルディージャU-18 → 明治大学 → 北海道コンサドーレ札幌 → FC東京 → ガンバ大阪)
- 2016年度卒:長谷川元希(大宮アルディージャU-18 → 法政大学 → ヴァンフォーレ甲府 → V・ファーレン長崎)
- 2017年度卒:奥抜侃志(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ → グールニク・ザブジェ → 1.FCニュルンベルク → ガンバ大阪)※日本代表
- 2017年度卒:宮崎浩太朗(大宮アルディージャU-18 → 東洋大学 → いわきFC → FC琉球)
- 2018年度卒:吉永昇偉(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ → テゲバジャーロ宮崎等)
- 2018年度卒:森侑里(大宮アルディージャU-18 → 筑波大学 → 藤枝MYFC)
- 2018年度卒:高柳郁弥(大宮アルディージャU-18 → 東洋大学 → 大宮アルディージャ → FC琉球等)
- 2019年度卒:高田颯也(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ → 徳島ヴォルティス等)
- 2019年度卒:瀬良俊太(大宮アルディージャU-18 → 筑波大学 → カターレ富山)
- 2019年度卒:村上陽介(大宮アルディージャU-18 → 明治大学 → 大宮アルディージャ)
- 2020年度卒:柴山昌也(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ → セレッソ大阪)
- 2020年度卒:大澤朋也(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ → 愛媛FC → アルビレックス新潟等)
- 2020年度卒:福井啓太(大宮アルディージャU-18 → 筑波大学 → ヴァンフォーレ甲府)
- 2020年度卒:中山昂大(大宮アルディージャU-18 → 東洋大学 → 大宮アルディージャ)
- 2020年度卒:ジョーンズ レイ(大宮アルディージャU-18 → 日本大学 → 藤枝MYFC)
- 2020年度卒:吉田桂介(大宮アルディージャU-18 → 明治大学 → AC長野パルセイロ)
- 2021年度卒:貫真郷(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ → ザスパ群馬等)
- 2021年度卒:山崎倫(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ → 鹿児島ユナイテッドFC)
- 2022年度卒:小澤晴樹(大宮アルディージャU-18 → 明治大学 → ガンバ大阪)
- 2022年度卒:高橋輝(大宮アルディージャU-18 → 東洋大学 → 横浜F・マリノス)
- 2022年度卒:前澤拓城(大宮アルディージャU-18 → 日本体育大学 → ヴァンフォーレ甲府)
- 2023年度卒:市原吏音(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ → AZアルクマール)※年代別日本代表・日本代表候補
- 2023年度卒:種田陽(大宮アルディージャU-18 → 大宮アルディージャ)
- 2025年度卒:田中翼冴(大宮アルディージャU-18 → ヴァンラーレ八戸)
※掲載基準:大宮アルディージャU-18出身で、J1〜J3または海外プロリーグ所属歴・プロ契約実績が確認できた選手を掲載。現役のユース所属生(2種登録選手含む)やJFL・地域リーグ等アマチュアクラブのみ所属の選手は掲載基準外として除外・整理している。卒業年度は1〜3月生まれ=生年+18、4〜12月生まれ=生年+19の計算式に基づき算出している。























