広島県立広島皆実高校(広島県)
広島県広島市南区出汐に所在する広島県立広島皆実高等学校のサッカー部。第87回全国高校サッカー選手権大会(2008年度)において、広島県勢として41年ぶりとなる全国優勝を果たし、1999年度の全国高校総体(インターハイ)でも全国制覇を成し遂げている中国地方屈指の超名門公立校である。「皆実(みなみ)」の愛称で親しまれ、伝統の「走って・繋いで・守る」組織的なハードワークと堅守速攻をベースに、激戦区・広島県および高円宮杯プリンスリーグ中国で常にトップクラスの存在感を示し続けている。日本代表としてワールドカップに出場した森重真人やGK下田崇、前川黛也をはじめ、Jリーグや海外クラブで活躍する数多くの優秀なタレントをプロの世界へ送り出している。
目次
学校の設立と概要
広島県立広島皆実高等学校は、1901年(明治34年)に開校した「広島県立広島高等女学校」を前身とする、120年以上の伝統と歴史を誇る県立高等学校である。戦後の学制改革に伴い、1948年(昭和23年)に新制高等学校へと移行し、1949年(昭和24年)に広島県広島皆実高等学校として男女共学の普通高校として新たなスタートを切った。その後、1968年(昭和43年)に現在の「広島県立広島皆実高等学校」へと改称され、地域に根差した文武両道の教育機関として発展を遂げてきた。
現在の設置学科には、高い学力と多様な進路実現を目指す「普通科」、県内公立高校で唯一設置され医療従事者を育成する「衛生看護科」(専攻科への5年一貫教育)、そしてトップアスリートの育成とスポーツ科学を学ぶ「体育科」の3学科を擁している。各学科がそれぞれの専門性を高めつつ、学校行事や部活動を通じて互いに切磋琢磨する総合力の高さが特徴である。
校舎は広島市中心部に近い南区出汐に位置し、充実したグラウンドやトレーニング環境を備えている。サッカー部のみならず、全国大会優勝経験を持つ女子バスケットボール部や陸上競技部、柔道部、剣道部などが全国舞台で目覚ましい実績を残しており、公立校でありながら全国屈指のスポーツ強豪校としてその名を全国に轟かせている。
サッカー部創部の経緯
広島県立広島皆実高等学校サッカー部は、学制改革を経て共学化が進んだ1949年(昭和24年)に創部された。サッカー王国として知られる広島県内において、創部初期から技術と情熱を注ぎ込む土壌が育まれていたが、全国の舞台へと本格的に飛躍を遂げる転機となったのは、OBでもある藤井潔氏や野地照樹氏ら情熱的な指導者がチームの基礎を築き上げた時代からである。
1990年に全国高校総体(インターハイ)へ初出場を果たすと、1994年のインターハイでは下田崇らを擁して全国ベスト4に進出。さらに1999年のインターハイ(岩手)では八千代(千葉)との激闘の末に両校優勝を飾り、全国初制覇の金字塔を打ち立てた。冬季の選手権においても1998年度(第77回)に初出場を果たして以来、広島県代表の絶対軸として君臨するようになった。
そして2008年度の第87回全国高校サッカー選手権大会において、徹底した全員守備とパスワークを武器に強豪校を次々と撃破し、決勝で鹿児島城西高校を3-2で破って悲願の選手権初優勝を達成した。これは広島県勢として第46回大会(山陽高校)以来、実に41年ぶりとなる歴史的快挙であり、公立高校が夏冬の全国制覇を達成した強豪として高校サッカー史に燦然と輝いている。
現監督と指導陣
- 仲元洋平(なかもとようへい)(在籍期間:2016年〜在任中)
広島皆実高校サッカー部OB。現役時代は広島皆実の主軸として活躍し、筑波大学へ進学。大学卒業後は保健体育科教員として指導者の道を歩み、母校のコーチを経て2016年春に前任の河江監督の後を継いで監督へ就任した。全国制覇を成し遂げた伝統の「献身的なハードワーク」「堅守速攻」を大切にしながら、現代サッカーの潮流である的確なポジショニングと論理的なビルドアップを融合。激戦の広島県予選やプリンスリーグ中国で常に安定した強さを誇り、幾度もチームを全国の舞台へ導いている。
- 河江俊明(かわえとしあき)(在籍期間:2010年代前半〜2016年3月)
藤井潔監督の後任として広島皆実高校サッカー部の指揮を執った名将。緻密なゲームプランと選手個々の判断力を尊重する指導で、インターハイや全国高校サッカー選手権大会への出場、中国大会制覇など高水準の強さを維持し、次代へとバトンを繋いだ。
- 藤井潔(ふじいきよし)(在籍期間:2000年代〜2010年代初頭)
広島国泰寺高校出身。広島皆実高校に赴任後、指導陣として情熱を注ぎ、監督就任2年目で迎えた2008年度(第87回)全国高校サッカー選手権大会において、徹底した全員守備と素早い攻守の切り替えを植え付け、広島県勢41年ぶりとなる全国優勝の偉業を成し遂げた名将である。
このほかにも、経験豊富な教員スタッフや外部トレーナー、GKコーチらが多角的にチームをサポートし、公立校の枠組みを超えた強固な組織体制が築かれている。
全国大会などでの成績
全国高校サッカー選手権大会には通算18回出場し、第87回大会(2008年度)において全国優勝を達成している。また、全国高校総体(インターハイ)にも通算17回出場し、1999年度の全国優勝(両校優勝)をはじめ全国ベスト4やベスト8進出など数々の輝かしい戦績を収めている。高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国においても創設期から安定して所属し続け、全国大会(高円宮杯全日本ユース)への出場権を獲得するなど、地域を代表するトップチームとして君臨している。
全国高校サッカー選手権大会
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1990年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は広島国泰寺/優勝・国見(長崎) |
| 1991年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は広島市工/優勝・四日市中央工(三重)/帝京(東京)両校優勝 |
| 1992年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は山陽/優勝・国見(長崎) |
| 1993年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は福山葦陽/優勝・清水市商(静岡) |
| 1994年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は市立沼田/優勝・市立船橋(千葉) |
| 1995年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は市立沼田/優勝・静岡学園(静岡)/鹿児島実業(鹿児島)両校優勝 |
| 1996年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は美鈴が丘/優勝・市立船橋(千葉) |
| 1997年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は市立沼田/優勝・東福岡(福岡) |
| 1998年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(1回目) | 2回戦敗退 | 初出場/優勝・東福岡(福岡) |
| 1999年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は山陽/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2000年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(2回目) | 2回戦敗退 | 優勝・国見(長崎) |
| 2001年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(3回目) | 2回戦敗退 | 優勝・国見(長崎) |
| 2002年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(4回目) | 1回戦敗退 | 優勝・市立船橋(千葉) |
| 2003年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(5回目) | 3回戦敗退 | 優勝・国見(長崎) |
| 2004年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は広島観音/優勝・鹿児島実業(鹿児島) |
| 2005年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は広島観音/優勝・野洲(滋賀) |
| 2006年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(6回目) | ベスト8 | 優勝・盛岡商(岩手) |
| 2007年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(7回目) | ベスト8 | 優勝・流通経済大柏(千葉) |
| 2008年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(8回目) | 優勝 | 初優勝(広島県勢41年ぶり)/優勝・広島皆実(広島) |
| 2009年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は広島観音/優勝・山梨学院(山梨) |
| 2010年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(9回目) | 2回戦敗退 | 優勝・滝川第二(兵庫) |
| 2011年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は山陽/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2012年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は広島観音/優勝・鵬翔(宮崎) |
| 2013年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(10回目) | 2回戦敗退 | 優勝・富山第一(富山) |
| 2014年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(11回目) | 1回戦敗退 | 優勝・星稜(石川) |
| 2015年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(12回目) | 1回戦敗退 | 優勝・東福岡(福岡) |
| 2016年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(13回目) | 2回戦敗退 | 優勝・青森山田(青森) |
| 2017年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(14回目) | 1回戦敗退 | 優勝・前橋育英(群馬) |
| 2018年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は瀬戸内/優勝・青森山田(青森) |
| 2019年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(15回目) | 2回戦敗退 | 優勝・静岡学園(静岡) |
| 2020年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(16回目) | 2回戦敗退 | 優勝・山梨学院(山梨) |
| 2021年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は瀬戸内/優勝・青森山田(青森) |
| 2022年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(17回目) | 2回戦敗退 | 優勝・岡山学芸館(岡山) |
| 2023年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は広島国際学院/優勝・青森山田(青森) |
| 2024年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は広島国際学院/優勝・前橋育英(群馬) |
| 2025年度 | 広島皆実 | 全国高校サッカー選手権大会(18回目) | 2回戦敗退 | 優勝・神村学園(鹿児島) |
全国高等学校総合体育大会(インターハイ)
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1990年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(インターハイ)(1回目) | 2回戦敗退 | 初出場/優勝・武南(埼玉) |
| 1991年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は広島市工/優勝・清水市商(静岡) |
| 1992年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は市立沼田/優勝・徳島市立(徳島) |
| 1993年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は広島市工/優勝・国見(長崎) |
| 1994年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(インターハイ)(2回目) | ベスト4(第3位) | 優勝・市立船橋(千葉) |
| 1995年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(インターハイ)(3回目) | 2回戦敗退 | 優勝・市立船橋(千葉) |
| 1996年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(インターハイ)(4回目) | 2回戦敗退 | 優勝・清水市商(静岡) |
| 1997年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は山陽/優勝・東福岡(福岡) |
| 1998年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(インターハイ)(5回目) | 2回戦敗退 | 優勝・市立船橋(千葉) |
| 1999年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(インターハイ)(6回目) | 優勝(両校優勝) | 初優勝(八千代と両校優勝)/優勝・広島皆実(広島)/八千代(千葉) |
| 2000年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は市立沼田/優勝・国見(長崎) |
| 2001年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は広島朝鮮/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2002年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(インターハイ)(7回目) | 1回戦敗退 | 優勝・国見(長崎) |
| 2003年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は山陽/優勝・国見(長崎) |
| 2004年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(インターハイ)(8回目) | 2回戦敗退 | 優勝・国見(長崎) |
| 2005年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(インターハイ)(9回目) | 1回戦敗退 | 優勝・青森山田(青森) |
| 2006年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は広島観音/優勝・広島観音(広島) |
| 2007年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は広島観音/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2008年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(インターハイ)(10回目) | 2回戦敗退 | 優勝・市立船橋(千葉)/流通経済大柏(千葉)両校優勝 |
| 2009年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(インターハイ)(11回目) | 1回戦敗退 | 優勝・前橋育英(群馬) |
| 2010年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は瀬戸内/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2011年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は瀬戸内/優勝・桐蔭学園(神奈川) |
| 2012年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は瀬戸内/優勝・三浦学苑(神奈川) |
| 2013年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は瀬戸内/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2014年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(インターハイ)(12回目) | 2回戦敗退 | 優勝・東福岡(福岡) |
| 2015年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(インターハイ)(13回目) | 1回戦敗退 | 優勝・東福岡(福岡) |
| 2016年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(インターハイ)(14回目) | 1回戦敗退 | 開催地2枠(瀬戸内と共に出場)/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2017年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は広島観音/優勝・流通経済大柏(千葉) |
| 2018年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は瀬戸内/優勝・山梨学院(山梨) |
| 2019年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(インターハイ)(15回目) | 1回戦敗退 | 優勝・桐光学園(神奈川) |
| 2020年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(インターハイ) | 大会中止 | 新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止 |
| 2021年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は瀬戸内/優勝・青森山田(青森) |
| 2022年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は瀬戸内/優勝・前橋育英(群馬) |
| 2023年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は広島国際学院/優勝・明秀学園日立(茨城) |
| 2024年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は瀬戸内/優勝・昌平(埼玉) |
| 2025年度 | 広島皆実 | 全国高校総体(広島県大会) | 県大会敗退 | 広島県代表は瀬戸内/優勝・神村学園(鹿児島) |
高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(※2010年まで)
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1999年度 | 広島皆実 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(中国予選) | 予選敗退 | 優勝・ジュビロ磐田ユース(静岡) |
| 2000年度 | 広島皆実 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(中国予選) | 予選敗退 | 優勝・国見(長崎) |
| 2001年度 | 広島皆実 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(中国予選) | 予選敗退 | 優勝・国見(長崎) |
| 2002年度 | 広島皆実 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(中国予選) | 予選敗退 | 優勝・国見(長崎) |
| 2003年度 | 広島皆実 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(中国予選) | 予選敗退 | プリンスリーグ中国4位/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2004年度 | 広島皆実 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(1回目) | グループリーグ敗退 | プリンスリーグ中国3位で本大会出場/優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島) |
| 2005年度 | 広島皆実 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(中国予選) | 予選敗退 | プリンスリーグ中国4位/優勝・清水エスパルスユース(静岡) |
| 2006年度 | 広島皆実 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(中国予選) | 予選敗退 | プリンスリーグ中国3位/優勝・滝川第二(兵庫) |
| 2007年度 | 広島皆実 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(2回目) | グループリーグ敗退 | プリンスリーグ中国3位で本大会出場/優勝・流通経済大柏(千葉) |
| 2008年度 | 広島皆実 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(中国予選) | 予選敗退 | プリンスリーグ中国3位/優勝・浦和レッズユース(埼玉) |
| 2009年度 | 広島皆実 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(中国予選) | 予選敗退 | プリンスリーグ中国3位/優勝・FC東京U-18(東京) |
| 2010年度 | 広島皆実 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(中国予選) | 予選敗退 | プリンスリーグ中国3位/優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島) |
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名 | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2003年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 4位 | 優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島) |
| 2004年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 3位 | 優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島) |
| 2005年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 4位 | 優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島) |
| 2006年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 3位 | 優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島) |
| 2007年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 3位 | 優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島) |
| 2008年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 3位 | 優勝・作陽(岡山) |
| 2009年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 3位 | 優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島) |
| 2010年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 3位 | 優勝・サンフレッチェ広島ユース(広島) |
| 2011年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 4位 | 優勝・瀬戸内(広島) |
| 2012年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 4位 | 優勝・米子北(鳥取) |
| 2013年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 4位 | 優勝・瀬戸内(広島) |
| 2014年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 4位 | 優勝・立正大淞南(島根) |
| 2015年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 3位 | 優勝・米子北(鳥取) |
| 2016年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 3位 | 優勝・米子北(鳥取) |
| 2017年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 2位 | 優勝・サンフレッチェ広島F.Cユースセカンド(広島) |
| 2018年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 4位 | 優勝・作陽(岡山) |
| 2019年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 5位 | 優勝・岡山学芸館(岡山) |
| 2020年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 中止(代替大会参戦) | 新型コロナウイルス感染拡大の影響 |
| 2021年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 6位 | 優勝・米子北(鳥取) |
| 2022年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 8位 | 優勝・サンフレッチェ広島F.Cユースセカンド(広島) |
| 2023年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 7位 | 優勝・ファジアーノ岡山U-18(岡山) |
| 2024年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 6位 | 優勝・岡山学芸館(岡山) |
| 2025年度 | 広島皆実 | 高円宮杯U-18プリンスリーグ中国 | 7位 | 優勝・立正大淞南(島根) |
部員数
総部員数は約85名前後(各学年約25〜35名程度)で構成されている。
カテゴリー構成・活動実態:
- Aチーム(トップチーム):高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ中国、全国高校総体、全国高校サッカー選手権大会に参戦
- Bチーム:高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ広島県1部(アドバンスリーグ1部)に参戦
- Cチーム:高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ広島県2部/3部に参戦
- 1年生チーム:中国ルーキーリーグ(U-16)および各種1年生大会・強化リーグに参戦
部員の主な出身チームとしては、サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース、シーガル広島、廿日市FC、FCバイエルン・ツネイシ、メーヴェFC、KELT FC、ワイルドフラワーズなど広島県内の有力タウンクラブやJアカデミーを中心に、近隣他県や中学校サッカー部からも高い志を持つ選手が集まり、強固な競争環境を築いている。
練習環境は、校内グラウンド(土グラウンド・ナイター照明完備)を中心に、近隣の人工芝球技場や公共施設を活用してトレーニングを実施している。平日の練習時間は放課後約2時間〜2時間半程度と非常に効率的かつ集中度の高いメニューが組まれ、休日は公式戦や実戦的な練習試合、県外遠征などを行っている。
ユニフォーム
ユニフォームサプライヤーは長年にわたりNIKE(ナイキ)を採用している。ファーストユニフォーム(HOME)は、チーム伝統の深みのある「臙脂(エンジ/ワインレッド)」または「赤」を基調とし、シャツが赤色、パンツが赤色、ソックスが赤色の統一感ある配色となっている。セカンドユニフォーム(AWAY)は、クリーンな「白」を基調とし、シャツが白色、パンツが白色、ソックスが白色のセットアップを採用している。GKユニフォームにはフィールドプレーヤーと明確に識別できる緑色や黄色、黒色などが用いられている。
寮・生活環境
広島県立広島皆実高等学校は公立高校であるため、学校直営の全寮制寄宿舎は設置されていない。しかし、県内の遠隔地や県外から入部する強化部生徒を受け入れるため、学校周辺の民間提携下宿や指定寮を利用する体制が整えられている。
寮費・生活費に関しては、一般的な民間下宿・学生寮の相場(月額約5万〜7万円程度、朝夕2食付き等)が目安となるが、契約形態や物件の仕様によって異なるため公式な一括固定額は非公開となっている。
遠方から集まった部員たちは規律正しい共同生活を通じて自立心や社会性を育み、朝練から放課後のトレーニング、夜間の学習や休養まで規則正しい生活リズムを維持している。
入学・入部案内
セレクション・練習会は、例年夏期(7月下旬〜8月頃)を中心に中学生(主に中学3年生)を対象としたオープンスクール(体験入学)や部活動オープンスクール・部活動体験会が開催される。また、随時の練習参加や問い合わせも受け付けられている。
入学後の入部資格に関しては、公立高校であるため一般入試(普通科・衛生看護科・体育科)に合格して進学した生徒であれば、サッカー部への入部は基本的に可能である。ただし、プリンスリーグ中国や全国大会を目指すハイレベルな部活動であるため、強固な向上心と日々のハードな練習に耐えうる覚悟が求められる。
偏差値および設置学科は以下の通りである。
- 普通科:偏差値目安 58〜59(国公立・難関私立大学への進学指導を推進)
- 衛生看護科:偏差値目安 56(県内唯一の看護学科、専攻科へ接続し看護師国家試験合格を目指す)
- 体育科:偏差値目安 42〜44(トップアスリート育成と体育・スポーツ科学を専門的に学習)
推薦入試(選抜方式)について、広島県の公立高校入学者選抜における「一次選抜」では、各学科で学力検査、調査書のほか、自己表現(面接・プレゼンテーション)や体育科における実技検査(運動能力適性検査)が実施され、部活動での優れた実績やスポーツ適性が総合的に評価される。
※これらの情報は年度・情勢により変動するため、あくまで参考情報となります。最新かつ正確な情報は必ず学校・クラブ公式HPをご確認いただくか、直接お問い合わせください。
チーム強化・指導方針
広島皆実高校サッカー部の指導方針の根幹にあるのは、徹底した「球際の激しさ」「ハードワーク」「献身的な全員守備」をベースとした「堅守速攻」の伝統である。ピッチに立つ11人全員が労を惜しまずプレスをかけ、奪ったボールを素早く連動して前線へと運ぶアグレッシブなプレースタイルは、同校の揺るぎないアイデンティティとして確立されている。
2008年度の選手権制覇や1999年のインターハイ制覇時にも象徴されたように、強豪校相手であっても決して個の力だけに頼らず、組織的なプレッシングとコンパクトな陣形、そしてショートパスとロングフィードを的確に使い分ける判断力の高さが最大の武器である。現監督の仲元洋平氏のもとでも、その泥臭く最後まで走り切る伝統の魂を継承しつつ、現代サッカーに必要なポジショナルなビルドアップやゲームコントロールの質を高める戦術的アプローチが実践されている。
また、文武両道を掲げる公立校として、サッカーの技術向上だけでなく、挨拶や礼儀、時間管理、学業との両立といった人間教育を極めて重視している。高校3年間を通じて自立した一人の人間・社会人としての基礎を磨くことで、大学サッカー界やJリーグ、さらには社会の第一線で長く活躍し続ける人材を輩出し続けている。
主なプロ選手一覧
- 1993年度卒:下田崇(広島皆実高校 → サンフレッチェ広島)※元日本代表、アトランタ五輪日本代表、現日本代表GKコーチ
- 1994年度卒:山根巌(広島皆実高校 → サンフレッチェ広島 → 大分トリニータ → 川崎フロンターレ → 柏レイソル → ツエーゲン金沢)
- 1995年度卒:金本圭太(広島皆実高校 → サンフレッチェ広島 → 大分トリニータ)
- 1996年度卒:梅田直哉(広島皆実高校 → 明治大学 → サンフレッチェ広島 → 浦和レッズ → モンテディオ山形 → 浦和レッズ → 湘南ベルマーレ → ガイナーレ鳥取 → FC岐阜)
- 1998年度卒:朝日大輔(広島皆実高校 → 国士舘大学 → カターレ富山)
- 1999年度卒:秦賢二(広島皆実高校 → 名古屋グランパス → 水戸ホーリーホック)
- 2000年度卒:堀健人(広島皆実高校 → 順天堂大学 → 水戸ホーリーホック)
- 2000年度卒:柴村直弥(広島皆実高校 → 中央大学 → 徳島ヴォルティス → ガイナーレ鳥取 → 藤枝MYFC → ウズベキスタン・FKブハラなど)
- 2001年度卒:小林優希(広島皆実高校 → 中央大学 → ファジアーノ岡山)
- 2002年度卒:木村允彦(広島皆実高校 → 桃山学院大学 → ファジアーノ岡山)
- 2003年度卒:吉弘充志(広島皆実高校 → サンフレッチェ広島 → コンサドーレ札幌 → 愛媛FC → 東京ヴェルディ → FC町田ゼルビア → レノファ山口 → MIOびわこ滋賀)
- 2005年度卒:森重真人(広島皆実高校 → 大分トリニータ → FC東京)※元日本代表(2014年FIFAワールドカップ、北京五輪日本代表)
- 2007年度卒:増田卓也(広島皆実高校 → 流通経済大学 → サンフレッチェ広島 → V・ファーレン長崎 → FC町田ゼルビア → ロアッソ熊本)
- 2008年度卒:井林章(広島皆実高校 → 関西学院大学 → 東京ヴェルディ → サンフレッチェ広島 → 清水エスパルス → 鹿児島ユナイテッドFC)
- 2009年度卒:石川喬穂(広島皆実高校 → 国士舘大学 → FC町田ゼルビア → アスルクラロ沼津)
- 2011年度卒:渡大生(広島皆実高校 → ギラヴァンツ北九州 → 徳島ヴォルティス → サンフレッチェ広島 → 大分トリニータ → アビスパ福岡 → 徳島ヴォルティス)
- 2012年度卒:前川黛也(広島皆実高校 → 関西大学 → ヴィッセル神戸)※元日本代表
- 2013年度卒:重廣卓也(広島皆実高校 → 阪南大学 → 京都サンガF.C. → アビスパ福岡 → 名古屋グランパス → 韓国・FCソウル → 名古屋グランパス → 徳島ヴォルティス)
- 2016年度卒:疋田優人(広島皆実高校 → 大阪体育大学 → ファジアーノ岡山 → 愛媛FC → ファジアーノ岡山 → カンボジア・ボンケットFC → FCバレイン下関)
- 2017年度卒:藤原悠汰(広島皆実高校 → 明治大学 → サガン鳥栖 → モンテディオ山形 → サガン鳥栖 → 愛媛FC)
- 2020年度卒:閑田隼人(広島皆実高校 → 大阪学院大学 → 藤枝MYFC → FC岐阜)
- 2021年度卒:中島永弥(広島皆実高校 → ポーランド・ピアスト・グリヴィツェ → ロアッソ熊本)
※掲載基準:J1〜J3所属歴、主要海外プロリーグ所属歴、またはプロ契約実績が確認できた選手を掲載。卒業年度は1〜3月生まれは生年+17、4〜12月生まれは生年+18で算出。





















