【第92回選手権宮城県予選】東北が本命仙台育英を破り、4年ぶりの選手権出場!

第92回全国高等学校サッカー選手権大会都道府県予選

 第92回全国高校サッカー選手権県大会最終日は2日、仙台市泉区のユアテックスタジアム仙台で決勝が行われ、東北が2-0で仙台育英を破り、4年ぶり8度目の全国大会出場を決めた。
 東北は後半15分、MF永沼佑悟が頭で合わせ先制。6分後には中央からパスをつなぎ、MF渡辺巧が左足で蹴り込み貴重な追加点を挙げ、仙台育英を突き放した。
 会場には両校の生徒や保護者、サッカーファンら約4,900人が詰めかけ、熱戦に盛んな声援を送った。

東北は攻守がかみ合い、快勝した。後半15分、佐藤弥の右クロスを永沼が頭で押し込み先制。21分には渡辺が左足でミドルシュートを決め、突き放した。
 仙台育英は東北の積極的守備の前に攻め手を欠き、得点を奪えなかった。

仙台育英夏冬連覇ならず
 2年連続32度目の全国大会出場を目指した仙台育英は、0-2と完敗。早坂主将は「持ち味の攻撃的サッカーを封じられた」と悔しさをにじませた。
 前回の全国大会出場の主力メンバーが残り、立ち上がりから積極的に攻め込んだ。しかし、東北の堅守にはね返され、放ったシュートは相手と同じ計7本。決勝までの3試合で計11得点の攻撃力は影を潜め、逆にカウンターを狙う東北に得点を許した。
 城福監督は「縦パスを含め、確実にボールを回すことができなかった。プレーに対する意欲や勝利への執念は東北が上だった」と敗因を語った。
 連覇は逸したが、190センチの大型DF熊谷(2年)ら逸材が残る。「チームを立て直し、来年はこの借りを返す」と再出発を誓った。
 今年は、多賀城に人工芝のグランドを新設し、練習環境も変わった。昨年の選手権出場、高校総体出場も決め、古豪復活を周囲にアピールできた。

能力以上の力を発揮した東北
 堅守が持ち味の東北が、中盤でボールを奪う積極的守備で攻守に圧倒した。小野監督は「能力以上の力を発揮してくれた」とイレブンをねぎらった。
 「失敗を恐れずに、前に行くことができた」とゲームキャプテンの寺島が振り返った後半に試合が動いた。
 先制点は15分。永沼がエリア内まで進入し、クロスを頭で押し込んだ。最後尾から大胆に攻め上がってのゴールに「積極性を心掛けた。自分の長所は出せた」と永沼。6分後には渡辺が思い切りよく左足を振り抜き追加点。迷いのない攻めが光った2得点だった。
 前線に技巧派、後方に高さのある選手をそろえる仙台育英に対し、「引いて守るより、相手がつなぎ始めるところを狙った」(小野監督)。奪ったら速攻を仕掛ける姿勢を序盤から貫く。土塩、寺島ら前線の選手が相手にプレスをかけ、中盤の選手も連動した。
 決勝は先発11人のうち3年生は寺島、三浦の2人だけ。2年生中心のチームで4年ぶりに頂点に立った。寺島は「(全国大会での出場機会は)誰にでもチャンスがある。気持ちを切らさずに迎えたい」と気を引き締めた。(剣持雄治)

【決勝】

・仙台育英0-2東北

【準決勝】

・仙台育英2-0仙台城南

・東北学院0-1東北

【準々決勝】
・仙台育英高校 2-0宮城県工業高校
・仙台城南高校 1-0 仙台第三高校
・東北高校 2-1 聖和学園高校
・東北学院高校 3-2 利府高校

【2回戦】
・宮城県工 6-0 仙台第一
・仙台第三 2-0 塩釜
・仙台城南 3-1 向山
聖和学園 1-0 仙台商業
利府 4-1 学院榴ヶ岡
・東北 4-1 松島
・東北学院 7-0 多賀城

【1回戦】
・仙台西 4-0 泉松陵
・仙台向山 5-0 仙台青陵
・多賀城 4-3 宮城農業
・仙台商業 4-0 仙台南

 

◆高校サッカー宮城県予選

【第92回選手権宮城県予選】予想通り、決勝は仙台育英と東北

【第92回選手権宮城県予選】準々決勝:仙台育英が勝利、東北が聖和学園に逆転勝利

【第92回選手権宮城県予選】仙台育英を本命に東北、聖和学園、利府が追う展開

 ◆引用

河北新聞



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