カレン・ロバート(市立船橋 千葉県)高校サッカーヒーロー列伝
寸評
卓越したスピードと柔らかな身のこなし、そして高い決定力を兼ね備えたアタッカー。1985年6月7日、茨城県土浦市に生まれ、柏レイソルの育成組織で技術を磨いた後、千葉県の名門・船橋市立船橋高校へ進学した。選手層の厚い名門校において早くから頭角を現し、背番号10を背負うストライカーへと成長していった。
高校2年時の第81回高校サッカー選手権(2002年度)では攻撃の主力として活躍し、決勝で国見を1-0で破って全国制覇を達成。3年時(2003年度)には高円宮杯全日本ユース選手権を制して全国の頂点に立ち、高校選手権でもチームを牽引してベスト8に進出、大会優秀選手に名を連ねた。
高校卒業後は2004年にジュビロ磐田へ入団。プロ2年目の2005年にはJ1リーグで13得点を挙げてJリーグ新人王を受賞した。その後はロアッソ熊本を経てオランダのVVVフェンロへ移籍し、欧州やアジアなど複数国でプレー。現役引退後は房総ローヴァーズ木更津FCの運営母体であるローヴァーズ株式会社の代表取締役としてクラブ経営と地域スポーツ振興に尽力している。
所属
船橋市立船橋高等学校(千葉県)
生年月日
1985年6月7日
サイズ(身長・体重)
180cm / 75kg
ポジション
FW(フォワード)、MF(攻撃的MF・サイドハーフ)
出身チーム
- 3種(中学校/ジュニアユース):柏レイソルU-15
- 4種(小学校/少年団/ジュニア):柏レイソルU-12(茨城県土浦市出身)
出場大会
高校サッカー選手権(全国高等学校サッカー選手権大会)
- 1年時(2001年度・第80回大会):千葉県予選敗退(千葉県代表は習志野高校)。
- 2年時(2002年度・第81回大会):全国優勝。2回戦の一条戦に6-1、3回戦の野洲戦に1-0、準々決勝の鳴門戦に4-0、準決勝の滝川第二戦に2-0と勝利し、決勝(2003年1月13日/国立霞ヶ丘陸上競技場)で国見を1-0で破り全国制覇を果たした。
- 3年時(2003年度・第82回大会):全国ベスト8。2回戦の奈良育英戦に1-0、3回戦の宮崎日大戦に1-0で勝利し、準々決勝(2004年1月5日/三ツ沢公園球技場)で鹿児島実業と1-1の末、PK戦4-5で敗れた。
- 個人表彰:第82回大会優秀選手に選出。
高校総体(インターハイ)
- 1年時(2001年):全国優勝(市立船橋が全国制覇。1年生のカレン・ロバートの登録・出場状況は要確認)。
- 2年時(2002年):千葉県予選敗退(千葉県代表は習志野高校)。
- 3年時(2003年):全国ベスト4(準決勝で国見に敗退)。
- 個人表彰:確認できた記録なし
全日本ユース(高円宮杯)
- 1年時(2001年・第12回大会):全国大会出場記録なし。
- 2年時(2002年・第13回大会):全国大会出場記録なし。
- 3年時(2003年・第14回大会):全国優勝。グループリーグを突破後、準々決勝でサンフレッチェ広島ユース、準決勝で静岡学園(2-0)、決勝(2003年10月13日/埼玉スタジアム2002)でガンバ大阪ユースを2-1で破り高校勢として初優勝を達成した。
国民体育大会(国体)
- 1年時(2001年・第56回新世紀・みやぎ国体):少年男子・千葉県選抜。
- 2年時(2002年・第57回よさこい高知国体):少年男子・千葉県選抜。
- 3年時(2003年・第58回NEW!!わかふじ国体):少年男子・千葉県選抜(出場状況は要確認)。
代表歴
高校時代の代表/選抜歴:2003年日本高校選抜、U-18日本代表。
【高校時代の代表歴について】
市立船橋高校での活躍により、世代屈指のストライカーとして年代別代表や高校選抜に選出された。2003年には高校選抜の一員として国際ユースサッカー大会に出場し、U-18日本代表候補にも名を連ねた。
高校卒業後も世代別代表の主軸として選出が続き、2005年にはオランダで開催されたFIFAワールドユース選手権(U-20ワールドカップ)にU-20日本代表として出場した。その後は北京オリンピックを目指すU-23日本代表にも招集され、国際舞台での経験を積んだ。
卒業後の進路
プロ・社会人
- ジュビロ磐田(2004年〜2010年):2005年Jリーグ新人王を受賞。
- ロアッソ熊本(2010年):J2でプレー。
- VVVフェンロ(2011年〜2013年):オランダ・エールディヴィジ。
- スパンブリーFC(2014年):タイ。
- ソウル・イーランドFC(2015年):韓国Kリーグチャレンジ。
- ノースイースト・ユナイテッドFC(2016年):インド・スーパーリーグ。
- レザーヘッドFC(2018年):イングランド。
- 房総ローヴァーズ木更津FC(2019年〜):選手兼クラブ代表として千葉県社会人リーグなどでプレー。
- タイトル:Jリーグ新人王(2005年、ジュビロ磐田)。
日本代表(国際Aマッチ)
世代別日本代表(U-20日本代表として2005年ワールドユース出場、U-23日本代表)。国際Aマッチ出場なし。
引退後の活動・指導歴・役職
ローヴァーズ株式会社代表取締役。房総ローヴァーズ木更津FCの運営、サッカースクールやスポーツ施設のプロデュースなど、地域に根差したスポーツ振興と選手育成に尽力している。
【卒業後のキャリアの総評】
2004年にジュビロ磐田へ加入したカレン・ロバートは、名門の攻撃陣の中で出場機会を掴み、プロ2年目の2005年にJ1リーグで13得点を挙げてJリーグ新人王を獲得した。持ち前のスピードと決定力でチームの主戦力となり、国内外のクラブから注目を集める存在となった。
2011年からはオランダのVVVフェンロへ移籍して念願の欧州挑戦を果たし、チームの1部残留をかけたプレーオフで決定的な得点を挙げるなど強烈なインパクトを残した。その後はタイ、韓国、インド、イングランドと世界各国のリーグを渡り歩き、多様なサッカー文化の中で挑戦を続けた。
選手としての歩みと並行してクラブ運営にも乗り出し、房総ローヴァーズ木更津FCの代表として地域密着型のクラブづくりを推進。豊富な海外経験と高校・プロで培った知見を活かし、育成年代の指導やスポーツ環境の整備に情熱を注ぎ続けている。






























