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昌平高校(埼玉県)

昌平_埼玉県

昌平高校(埼玉県)

埼玉県北葛飾郡杉戸町に拠点を置く私立・昌平高等学校(学校法人昌平学園)の男子サッカー部。卓越した個人技とショートパスを連動させた独自のポゼッションスタイルを標榜し、全国高校総合体育大会(インターハイ)制覇や全国高校サッカー選手権大会ベスト8進出など、全国屈指の戦績を誇る。「FC LAVIDA(ラヴィーダ)」との中高一貫指導体制を確立し、毎年のようにJリーグをはじめ国内外のプロクラブへ選手を輩出する日本有数の育成型名門校である。

学校の設立と概要

昌平高等学校は、1979年(昭和54年)に学校法人福田学園(現・学校法人昌平学園)により設立された東和大学附属昌平高等学校を前身とする私立高等学校である。開校当初は男子校であったが、1990年代以降に男女共学化を推進し、2007年(平成19年)に東和大学の改組・再編等に伴って現在の「昌平高等学校」へと校名を改称した。2010年(平成22年)には昌平中学校が開校し、中高一貫教育体制を整えている。

建学の精神に「人道(惻隠の心・思いやり)」「仁愛(人を愛し、慈しむ心)」を掲げ、校訓として「礼節・信義・剛健」を標榜する。文武両道を掲げながら国際教育やICT教育にも注力し、IB(国際バカロレア)認定校としての教育実践や難関大学への進学実績を伸ばす一方、サッカー部をはじめ野球部、バスケットボール部、陸上競技部などの部活動が全国トップクラスの実績を収めている。

サッカー部創部の経緯

昌平高校サッカー部は、1979年の学校創立とともに産声を上げた。創部当初は埼玉県東部地区の予選突破にも苦戦する地方校であったが、2006年(平成18年)に青森山田中学校を全国中学校サッカー大会優勝に導いた実績を持つ藤島崇之氏が監督に就任したことで、チームは劇的な変革期を迎えた。

藤島監督は「個の技術と判断力の徹底強化」を指導理念に据え、個人の足元の技術、狭い局面を打開するドリブルとショートパスを重視したスタイルを導入した。さらに、2012年には街クラブ「FC LAVIDA」を設立して実質的な下部組織として提携。中学年代から高校年代まで6年間を見据えた一貫指導システムを確立した。その結果、2014年度に全国高校サッカー選手権大会へ初出場を果たすと、2016年度にはインターハイで全国ベスト4に進出。2024年度のインターハイでは玉田圭司監督のもとで悲願の全国初優勝を達成し、2025年からは芦田徹監督体制のもとで全国屈指の強豪校として進化を続けている。

現監督と指導陣

  • 芦田徹(あしだとおる)(在籍期間:2025年4月〜在任中)

    1978年生まれ。松商学園高校から順天堂大学を経て長野エルザ(現AC長野パルセイロ)でプレー。長野県立公立校教員として指導経験を積み、市立長野高校監督として13年間でインターハイ2回、選手権1回出場と県内新興勢力へと育て上げた。2025年4月1日より昌平高校サッカー部監督に就任。選手との深い対話と情熱的な指導で、昌平の伝統である技巧派ポゼッションサッカーをさらに深化させている。

  • 藤島崇之(ふじしまたかゆき)(在籍期間:2006年〜2023年)

    順天堂大学卒業後、青森山田中学校監督として全中優勝を達成。2006年に東和大昌平(現昌平)の監督に就任し、ゼロから全国トップクラスの強豪へと育て上げた名将。現在はチームディレクター(TD)としてチーム全体の強化・育成方針を統括している。

  • 玉田圭司(たまだけいじ)(在籍期間:2024年〜2024年12月)

    元日本代表FW(W杯2大会連続出場)。2024年に監督に就任し、同年度の全国高校総体(インターハイ)で同校史上初の全国制覇を達成した。

  • 村松明人(むらまつあきと)(在籍期間:2012年〜在任中)

    昌平高校サッカー部ヘッドコーチ兼FC LAVIDA監督。ジュニアユース年代からの卓越した技術指導と戦術眼で、中学・高校のシームレスな一貫強化を現場で支える中心人物である。

指導陣にはその他にも複数の専任コーチ、GKコーチ、フィジカルコーチ、トレーナーが配置されており、全国トップレベルの指導環境とサポート体制を維持している。

全国大会などでの成績

全国高校サッカー選手権大会にはこれまで通算7回出場。初出場となった2014年度(第93回)以降、激戦区・埼玉県を勝ち抜いて全国の舞台に定着した。2019年度(第98回)、2020年度(第99回)、2023年度(第102回)には全国ベスト8に進出し、高い技術力をベースとした華麗なパスワークで旋風を巻き起こした。

夏の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)では通算7回出場。2016年度大会で初のベスト4に進出して全国にその名を知らしめると、2018年度と2022年度にもベスト4へ進出。そして2024年度大会では、激戦を制して悲願の全国初優勝を成し遂げた。2026年度大会では県予選3連覇を達成して全国大会に出場している。

高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグにおいては、埼玉県リーグ(S1)で度重なる挑戦の末に2019年参入戦を突破してプリンスリーグ関東へ昇格。2022年度のプリンスリーグ関東1部で優勝し、プレミアリーグプレーオフを勝ち抜いて埼玉県高体連勢初となるプレミア昇格を果たした。2023年度より最高峰の「プレミアリーグEAST」に参戦し、全国の名門高やJユース勢と熱戦を繰り広げている。

全国高校サッカー選手権大会

年度高校名(チーム名)大会名(出場回数)成績・結果備考
2007年度昌平全国高校サッカー選手権大会(埼玉県大会)県大会敗退(詳細記録なし)埼玉県代表は埼玉栄/優勝・流通経済大柏(千葉)
2008年度昌平全国高校サッカー選手権大会(埼玉県大会)県大会敗退(詳細記録なし)埼玉県代表は市立浦和/優勝・広島皆実(広島)
2009年度昌平全国高校サッカー選手権大会(埼玉県大会)県大会敗退(詳細記録なし)埼玉県代表は西武台/優勝・山梨学院(山梨)
2010年度昌平全国高校サッカー選手権大会(埼玉県大会)県大会敗退(詳細記録なし)埼玉県代表は西武台/優勝・滝川第二(兵庫)
2011年度昌平全国高校サッカー選手権大会(埼玉県大会)県大会敗退(詳細記録なし)埼玉県代表は浦和東/優勝・市立船橋(千葉)
2012年度昌平全国高校サッカー選手権大会(埼玉県大会)県大会敗退(詳細記録なし)埼玉県代表は正智深谷/優勝・鵬翔(宮崎)
2013年度昌平全国高校サッカー選手権大会(埼玉県大会)県大会ベスト8埼玉県代表は市立浦和/優勝・富山第一(富山)
2014年度昌平全国高校サッカー選手権大会(1回目)1回戦敗退:1回戦●0-0(PK2-4)米子北初出場/優勝・星稜(石川)
2015年度昌平全国高校サッカー選手権大会(埼玉県大会)県大会準決勝敗退埼玉県代表は正智深谷/優勝・東福岡(福岡)
2016年度昌平全国高校サッカー選手権大会(埼玉県大会)県大会決勝敗退(0-1正智深谷)埼玉県代表は正智深谷/優勝・青森山田(青森)
2017年度昌平全国高校サッカー選手権大会(2回目)2回戦敗退:1回戦○1-1(PK4-3)広島皆実/2回戦●0-2神村学園3年ぶり出場/優勝・前橋育英(群馬)
2018年度昌平全国高校サッカー選手権大会(埼玉県大会)県大会決勝敗退(1-2浦和南)埼玉県代表は浦和南/優勝・青森山田(青森)
2019年度昌平全国高校サッカー選手権大会(3回目)ベスト8:1回戦○1-1(PK4-2)興國/2回戦○2-0東久留米総合/3回戦○1-0國學院久我山/準々決勝●2-3青森山田2年ぶり出場/優勝・静岡学園(静岡)
2020年度昌平全国高校サッカー選手権大会(4回目)ベスト8:1回戦○2-2(PK8-7)高川学園/2回戦○2-0京都橘/3回戦○3-0創成館/準々決勝●1-2山梨学院2年連続出場/優勝・山梨学院(山梨)
2021年度昌平全国高校サッカー選手権大会(埼玉県大会)県大会準決勝敗退(0-0 PK4-5西武台)埼玉県代表は西武台/優勝・青森山田(青森)
2022年度昌平全国高校サッカー選手権大会(5回目)3回戦敗退:2回戦○3-1近大和歌山/3回戦●1-2前橋育英2年ぶり出場/優勝・岡山学芸館(岡山)
2023年度昌平全国高校サッカー選手権大会(6回目)ベスト8:1回戦○7-0奈良育英/2回戦○1-1(PK5-3)米子北/3回戦○8-1大社/準々決勝●0-4青森山田2年連続出場/優勝・青森山田(青森)
2024年度昌平全国高校サッカー選手権大会(埼玉県大会)県大会準決勝敗退(1-2正智深谷)埼玉県代表は正智深谷/優勝・前橋育英(群馬)
2025年度昌平全国高校サッカー選手権大会(7回目)3回戦敗退:1回戦○3-0高川学園/2回戦○2-1日章学園/3回戦●1-2帝京長岡2年ぶり出場/優勝・神村学園(鹿児島)
2026年度昌平全国高校サッカー選手権大会(埼玉県大会)県大会進行中2026年9月現在予選進行中/優勝校未確定

全国高等学校総合体育大会(インターハイ)

年度高校名(チーム名)大会名(出場回数)成績・結果備考
2007年度昌平全国高校総体(埼玉県大会)県大会敗退(詳細記録なし)埼玉県代表は武南・浦和東/優勝・市立船橋(千葉)
2008年度昌平全国高校総体(埼玉県大会)県大会敗退(詳細記録なし)埼玉県代表は武南・正智深谷/優勝・流通経済大柏(千葉)と市立船橋(千葉)の両校優勝
2009年度昌平全国高校総体(埼玉県大会)県大会敗退(詳細記録なし)埼玉県代表は西武台・浦和東/優勝・前橋育英(群馬)
2010年度昌平全国高校総体(埼玉県大会)県大会敗退(詳細記録なし)埼玉県代表は西武台・正智深谷/優勝・市立船橋(千葉)
2011年度昌平全国高校総体(埼玉県大会)県大会敗退(詳細記録なし)埼玉県代表は西武台・浦和東/優勝・桐蔭学園(神奈川)
2012年度昌平全国高校総体(埼玉県大会)県大会敗退(詳細記録なし)埼玉県代表は武南・正智深谷/優勝・三浦学苑(神奈川)
2013年度昌平全国高校総体(埼玉県大会)県大会敗退(詳細記録なし)埼玉県代表は正智深谷・西武台/優勝・市立船橋(千葉)
2014年度昌平全国高校総体(埼玉県大会)県大会敗退(詳細記録なし)埼玉県代表は西武台・浦和東/優勝・東福岡(福岡)
2015年度昌平全国高校総体(埼玉県大会)県大会準決勝敗退埼玉県代表は西武台・武南/優勝・東福岡(福岡)
2016年度昌平全国高校総体(1回目)ベスト4(全国第3位):1回戦○1-0中津東/2回戦○2-1前橋育英/3回戦○3-2静岡学園/準々決勝○1-0静岡富士市立/準決勝●0-1市立船橋初出場/優勝・市立船橋(千葉)
2017年度昌平全国高校総体(2回目)1回戦敗退:1回戦●1-2東光2年連続出場/優勝・流通経済大柏(千葉)
2018年度昌平全国高校総体(3回目)ベスト4(全国第3位):1回戦○2-1高川学園/2回戦○2-0松山工/3回戦○1-1(PK4-2)東福岡/準々決勝○2-1大津/準決勝●1-2桐光学園3年連続出場/優勝・山梨学院(山梨)
2019年度昌平全国高校総体(埼玉県大会)県大会敗退埼玉県代表は西武台・武南/優勝・桐光学園(神奈川)
2020年度昌平全国高校総体大会中止新型コロナウイルス感染症拡大の影響により中止
2021年度昌平全国高校総体(埼玉県大会)県大会決勝敗退(0-1正智深谷)埼玉県代表は正智深谷/優勝・青森山田(青森)
2022年度昌平全国高校総体(4回目)ベスト4(全国第3位):1回戦○2-0日章学園/2回戦○2-1星稜/3回戦○3-0大津/準々決勝○2-1前橋育英/準決勝●0-1帝京4年ぶり出場/優勝・前橋育英(群馬)
2023年度昌平全国高校総体(埼玉県大会)県大会準決勝敗退埼玉県代表は武南/優勝・明秀学園日立(茨城)
2024年度昌平全国高校総体(5回目)優勝:1回戦○4-0尽誠学園/2回戦○2-0徳島市立/3回戦○1-0青森山田/準々決勝○2-2(PK4-3)帝京長岡/準決勝○2-1帝京/決勝○3-2神村学園全国初優勝/優勝・昌平(埼玉)
2025年度昌平全国高校総体(6回目)ベスト8:1回戦○3-1丸岡/2回戦○2-0初芝橋本/3回戦○2-1米子北/準々決勝●1-2神村学園2年連続出場/優勝・神村学園(鹿児島)
2026年度昌平全国高校総体(7回目)3回戦敗退:1回戦○2-0初芝橋本/2回戦○3-1尚志/3回戦●1-2大津県予選決勝○2-1西武台(3連覇)/優勝・静岡学園(静岡)

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ・プリンスリーグ・埼玉県リーグ(S1)

年度高校名(チーム名)大会名成績・結果備考
2007年度昌平高円宮杯埼玉県U-18リーグ(支部・S2)支部・下部リーグ所属S1昇格前
2008年度昌平高円宮杯埼玉県U-18リーグ(支部・S2)支部・下部リーグ所属S1昇格前
2009年度昌平高円宮杯埼玉県U-18リーグ(支部・S2)支部・下部リーグ所属S1昇格前
2010年度昌平高円宮杯埼玉県U-18リーグ(S2)S2所属S1昇格前
2011年度昌平高円宮杯埼玉県U-18リーグ(S2)S2優勝2012年度S1リーグへ昇格
2012年度昌平高円宮杯埼玉県U-18リーグ(S1)S1所属(3位)S1初参戦
2013年度昌平高円宮杯埼玉県U-18リーグ(S1)S1所属(3位)優勝校・正智深谷
2014年度昌平高円宮杯埼玉県U-18リーグ(S1)S1優勝プリンスリーグ関東参入戦進出(敗退)
2015年度昌平高円宮杯埼玉県U-18リーグ(S1)S1所属(2位)優勝校・西武台
2016年度昌平高円宮杯埼玉県U-18リーグ(S1)S1優勝プリンスリーグ関東参入戦進出(敗退)
2017年度昌平高円宮杯埼玉県U-18リーグ(S1)S1優勝プリンスリーグ関東参入戦進出(●0-2矢板中央で敗退)
2018年度昌平高円宮杯埼玉県U-18リーグ(S1)S1所属(2位)優勝校・成徳深谷
2019年度昌平高円宮杯埼玉県U-18リーグ(S1)S1優勝参入戦勝利(決定戦○3-0ジェフ千葉U-18)によりプリンス昇格
2020年度昌平高円宮杯 JFA U-18スーパープリンスリーグ関東3位プリンス初参戦/優勝・東京ヴェルディユース(東京)
2021年度昌平高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ関東5位優勝・川崎フロンターレU-18(神奈川)
2022年度昌平高円宮杯 JFA U-18プリンスリーグ関東1部1部優勝プレミアプレーオフ勝利(○2-0浜松開誠館)により昇格
2023年度昌平高円宮杯 JFA U-18プレミアリーグEAST7位プレミア初参戦/優勝・青森山田(青森)
2024年度昌平高円宮杯 JFA U-18プレミアリーグEAST7位優勝・横浜FCユース(神奈川)
2025年度昌平高円宮杯 JFA U-18プレミアリーグEAST10位プレミア残留/優勝・鹿島アントラーズユース(茨城)
2026年度昌平高円宮杯 JFA U-18プレミアリーグEAST参戦中2026年9月現在第14節消化(9位)/優勝校未確定

部員数とカテゴリー構成

部員数は全学年合わせて約120〜140名前後。県内外から高い向上心と技術を持った選手が集まり、厚い選手層を形成している。

カテゴリー構成・活動実態:

  • トップチーム(Aチーム):高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグEASTに参戦
  • セカンドチーム(Bチーム):高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ埼玉県S1(県1部)リーグに参戦
  • サードチーム(Cチーム):高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ埼玉県S2(県2部)リーグに参戦
  • フォースチーム(Dチーム等):埼玉県東部支部リーグまたはU-16ルーキーリーグ等に参戦

セカンドチームが県内最高峰であるS1リーグ(埼玉県1部)に定着して常に上位争いを繰り広げており、サードチーム以下も公式戦で高い強度の実戦経験を積める盤石の育成ピラミッドが確立されている。

ユニフォーム

ホームユニフォームは伝統の深みのある緑(グリーン)を基調とし、アウェイユニフォームは白をベースとしたカラーリングが採用されている。ユニフォームのサプライヤーはニューバランス(New Balance)が務めており、スタイリッシュなデザインとアスリートの激しいプレーを支える機能性を兼ね備えている。

寮と生活環境

昌平高校では、遠方から集まる部員を受け入れる環境として、学校から徒歩すぐの至近に位置する学生寮「天青寮(てんせいりょう)」が整備されている。この天青寮はサッカー部専用の施設ではなく、野球部、ラグビー部、男子バスケットボール部など全国大会を目指す各運動部の部員が共に暮らす共同寮となっている。

寮の部屋は2人1部屋で構成され、各部屋にベッドや学習机、ウォシュレット付きトイレなどの設備が整えられている。寮生活では専属の寮母さんや舎監による温かく規律ある管理体制が敷かれ、アスリートの身体作りに配慮された栄養満点の食事が朝夕提供されている。競技の垣根を越えて切磋琢磨する集団生活は、人間的な自立や強い結束力を育む土台となっている。なお、寮費(月額費用)や受入人数等の詳細については年度や入寮形態により異なるため一般非公開となっており、学校側への相談を通じて案内される。

入学・入部案内

昌平高校サッカー部では、中学3年生を対象とした練習会(体験練習会)およびセレクションが例年夏期(7月〜8月頃)を中心に実施されている。事前スカウトや提携組織であるFC LAVIDAからの内部昇格組に加え、オープン制の練習会から実力を認められて進学・入部を果たす選手も多い。

一般入学生の入部受け入れも行われているが、全国屈指の部員数と競争環境があるため、強固な意志と実力が求められる。設置コースとしては「IBコース」「特別進学コース(T特選・特選・特進)」「選抜進学コース」などがあり、最新の偏差値目安はおおむね50〜68程度となっている。スポーツ推薦(特待生制度)も導入されており、学業と競技力の双方に応じた選抜が行われている。

※これらの情報は年度・情勢により変動するため、あくまで参考情報となります。最新かつ正確な情報は必ず学校・クラブ公式HPをご確認いただくか、直接お問い合わせください。

チーム強化・指導方針

昌平高校の強化方針の根幹にあるのは、「技術と判断力の極限の追求」である。狭いスペースでもボールを失わない圧倒的なボールコントロール、相手の逆を突く柔軟なアイデア、ショートパスとドリブルを組み合わせた崩しを徹底して体に染み込ませる。

その育成力を飛躍的に向上させたのが、下部組織「FC LAVIDA」との連携である。ジュニアユースから共通の戦術眼・技術的基盤を叩き込むことで、高校進学後も戦術の理解やスキルの発揮においてスムーズな適応が可能となり、完成度の高いサッカーをピッチ上で具現化している。

さらに、近年では人工芝サッカー場や夜間照明設備、フィジカルトレーニングルームなどハード面の近代化が進み、個のフィジカルやスプリント能力の強化も並行して実施。2024年の全国高校総体優勝を果たすとともに、毎年のようにJリーグ内定者を輩出するなど、名実ともに日本最高峰の育成機関としてサッカー界を牽引している。

主なプロ選手一覧

  • 1996年9月1日生(2014年度卒):和田幹大(昌平高校 → 新潟医療福祉大学 → Y.S.C.C.横浜)
  • 1998年8月22日生(2016年度卒):松本泰志(昌平高校 → サンフレッチェ広島 → アビスパ福岡 → セレッソ大阪 → サンフレッチェ広島 → 浦和レッズ → サンフレッチェ広島)
  • 1998年10月15日生(2016年度卒):針谷岳晃(昌平高校 → ジュビロ磐田 → ギラヴァンツ北九州 → ジュビロ磐田 → 福島ユナイテッドFC)
  • 1999年6月16日生(2017年度卒):佐相壱明(昌平高校 → 大宮アルディージャ → AC長野パルセイロ → 大宮アルディージャ → SC相模原 → 松本山雅FC)
  • 2001年3月23日生(2017年度卒):木下海斗(昌平高校 → 関東学院大学 → 鹿児島ユナイテッドFC → FC刈谷 → COEDO KAWAGOE F.C)
  • 2000年8月6日生(2018年度卒):原田虹輝(昌平高校 → 川崎フロンターレ → ガイナーレ鳥取 → AC長野パルセイロ → ラインメール青森FC → COEDO KAWAGOE F.C)
  • 2000年4月26日生(2018年度卒):堀江貴大(昌平高校 → 法政大学 → 鹿児島ユナイテッドFC → アトレチコ鈴鹿クラブ)
  • 2001年6月23日生(2019年度卒):鎌田大夢(昌平高校 → 福島ユナイテッドFC → ベガルタ仙台)
  • 2002年10月1日生(2020年度卒):須藤直輝(昌平高校 → 鹿島アントラーズ → ツエーゲン金沢 → 鹿島アントラーズ → 高知ユナイテッドSC → オーストラリア・プレストン・ライオンズFC)
  • 2002年9月12日生(2020年度卒):柴圭汰(昌平高校 → 福島ユナイテッドFC)
  • 2002年8月11日生(2020年度卒):小見洋太(昌平高校 → アルビレックス新潟 → 柏レイソル → セレッソ大阪)
  • 2002年4月14日生(2020年度卒):小川優介(昌平高校 → 鹿島アントラーズ → FC琉球 → アヴェントゥーラ川口 → エリース豊島FC)
  • 2002年12月20日生(2020年度卒):小澤亮太(昌平高校 → 日本体育大学 → レノファ山口FC)
  • 2002年12月10日生(2020年度卒):屋宜和真(昌平高校 → 平成国際大学 → 栃木SC)
  • 2004年2月21日生(2020年度卒):鈴木遼(昌平高校 → 筑波大学 → ツエーゲン金沢)
  • 2003年9月12日生(2021年度卒):井野文太(昌平高校 → ギラヴァンツ北九州 → EDO ALL UNITED)
  • 2003年5月1日生(2021年度卒):平原隆暉(昌平高校 → ギラヴァンツ北九州)
  • 2003年4月19日生(2021年度卒):西村遥己(昌平高校 → アルビレックス新潟 → 松本山雅FC → ロアッソ熊本)
  • 2003年8月14日生(2021年度卒):篠田大輝(昌平高校 → 日本体育大学 → ガイナーレ鳥取)
  • 2003年4月6日生(2021年度卒):米陀大洋(昌平高校 → 日本体育大学 → ヴァンフォーレ甲府)
  • 2004年6月13日生(2022年度卒):荒井悠汰(昌平高校 → FC東京 → カターレ富山 → FC東京 → レノファ山口FC)
  • 2004年5月21日生(2022年度卒):津久井佳祐(昌平高校 → 鹿島アントラーズ)
  • 2007年3月23日生(2023年度卒):佐々木智太郎(昌平高校 → 清水エスパルス)
  • 2007年10月13日生(2025年度卒):長璃喜(昌平高校 → 川崎フロンターレ)
  • 2007年4月24日生(2025年度卒):山口豪太(昌平高校 → 湘南ベルマーレ)

※掲載基準:男子サッカー部出身で、J1〜J3リーグ所属歴および国内外プロ契約実績が確認できた選手を中心に記載(女子選手は対象外)。卒業年度は1〜3月生まれを生年+17、4〜12月生まれを生年+18として算出。

●●県(チーム紹介)

チーム紹介