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【高校選手権】京都橘、決勝まで首都圏に滞在

京都橘(京都)と鵬翔(宮崎)による、全国高校サッカー選手権の決勝戦(東京・国立競技場)が14日、降雪による悪天候のため中止となり、19日に延期となった。同大会の延期は昭和天皇の崩御で準決勝、決勝が2日間延期された88年度大会(67回)を除けば首都圏開催となった76年度大会(55回)以降では初。互いに初優勝をかけて激突する決勝戦は19日、午後0時5分から国立競技場で行われる。

 京都橘は集中力を切らさないよう、決勝まで首都圏に滞在することを決めた。米沢一成監督(38)は「この1週間をどう過ごすかが課題。いい条件で試合をさせてもらえるのはうれしい」と喜ぶ一方、「授業やセンター入試を受ける生徒のことは気になる」と一教師の顔も見せた。得点源の2トップのけがを考えれば、延期は吉報だ。5ゴールで得点王争いトップのFW小屋松知哉(2年)は左ふくらはぎ痛を抱える。「左足は70%くらいの状態で、100%は無理でも90%くらいには戻したい」。4ゴールのFW仙頭啓矢(3年)も左もも裏痛で「けが人にとってプラスだと考える」と前向きだ。

【スポーツ報知】