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【第92回選手権広島県予選】広島皆実がPK戦でライバル瀬戸内を競り勝ち3年ぶりの選手権出場!

第92回全国高等学校サッカー選手権大会都道府県予選

  第92回全国高校サッカー選手権広島県大会は、17日、広島市安佐南区の広島広域公園第一球技場で決勝が行われ、広島皆実が瀬戸内をPK戦で破り、3年ぶり10回目の優勝を果たした。広島皆実は前半に先制を許したが、後半追いつき、粘り強い守りでPK戦に持ち込んだ。12月30日から首都圏で開催される全国大会に出場する。(松田祐哉)

 序盤は瀬戸内が攻め込むが、広島皆実も厳しいプレスで応じ、一進一退の攻防。22分、瀬戸内はMF澄谷の左コーナーキックをDF植田が頭で押し込んで先制。瀬戸内1点リードで折り返した。

 後半に入った直後の44分、広島皆実は相手DFからこぼれた球を、FW横路が左足で決めて同点。瀬戸内はロングボールを2トップに集め、広島皆実はサイド攻撃を仕掛けるが、瀬戸内はDF植田、広島皆実は主将のMF高岡が献身的な守備で失点を防いだ。

 延長は両チームとも慎重な試合運び。瀬戸内は何度かチャンスをつかむも広島皆実のGK藤井の好セーブに阻まれ、PK戦へ。

 瀬戸内は2人続けて外し、プレッシャーのかかる状況に。一方の広島皆実は主将の高岡が決めるなど3連続で成功。最後はDF山口が決め、瀬戸内を下した。

 広島皆実・高岡大翼主将「県高校総体の決勝では瀬戸内に完敗し、情けなくて悔しかった。去年も一昨年も勝てず、苦しい時期を乗り越えて強くなれた。伝統の堅守強攻で全国でも戦いたい」

 同・藤井潔監督「両チームの選手の頑張りに感動した。選手やスタッフは、できることはすべてやってきた。瀬戸内の強さと負けた悔しさがあったからこそ、成長できた」

 瀬戸内・安藤正晴監督「選手はいつも通りのプレーをしてくれたが、広島皆実のディフェンスをこじ開けられなかった。先制までは思い描いていた展開だったが、追加点を奪えなかった。来年またこの舞台に戻ってきたい」

 

【決勝】

瀬戸内1(PK3-4)1広島皆実

【準決勝】

11:00〜瀬戸内8ー0 国泰寺

13:30〜 如水館 0−3 広島皆実

 

【準々決勝】

瀬戸内4ー0広島国際学院

沼田2ー3広島国泰寺

如水館4ー2福山韋陽

広島観音1ー2広島皆実

 

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◆引用

読売新聞<高校サッカー県大会>広島皆実3年ぶりV)