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【サカスタ050】MF山崎海秀(柏レイソルU-18)

柏の育成が生んだ技術と得点力を兼ね合わせた大型MF

【プレミアリーグイースト 柏レイソルU-18 1-1 鹿島アントラーズユース】
「ボールを保持しながら中々勝てない」柏レイソルU-18が苦戦している。プレミアリーグも6節を終了してわずか1勝、クラブユースの予選も11位とギリギリ通過となった。そんな中、先日の試合で同点ゴールを決めた山崎海秀(3年)に注目した。
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 この日は主力を4人を欠いた首位鹿島アントラーズユースをホーム(スタジアムでの試合)に迎え、なんとしても勝ち点3が欲しい一戦となった。序盤はアントラーズの猛攻を受けるも、前半の途中からレイソルがいつものポゼッションで完全に試合を支配した。山崎は相手ゴールキックからの競り合いに完勝、攻撃的MFとして相手選手のスペースへ入る動きや自らが囮となってスペースを空ける動きなどで、何とかチャンスを作ろうとした。対するアントラーズは4バックで2ブロックを引き、レイソルの両サイドバックが上がる時は6バックにして徹底的に守りを固められ、チャンスを作れず前半は0-0で終了した。
 
 後半、セットプレーから鹿島に先制され、チームに嫌な雰囲気が立ち込めそうになったが、すぐに山崎が同点ゴールを決める。右サイド、伊藤と坂本のパス交換で抜け出し低いクロスを中央で走りこんだ山崎が押し込み同点とした。実にレイソルらしいゴールだった。ゴール後、チームメイトの祝福を受けながら、雄たけびを上げて喜びを表現。この試合にかける意気込みが強く感じられた。その後も山崎はレイソルでは珍しいロングシュートや30m級のロングパスを右サイドへ配給するなど、ピッチ内で勝つためにできることをチャレンジし続けたがしたが、試合は引き分けで終了した。
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 昨年の中盤から選手層が厚いチームでプレミアチャンピオンシップなど、試合に出場し続けた経験がこの試合でも発揮されている。レイソルはコンビネーションでいかに相手を崩して、センターフォワードと山崎を含めた攻撃的MFがゴール前へ飛び込めるかにかかっている。
 プレミアリーグでは残留を確実とする勝ち点をあげることが目標となるが、クラブユース選手権と今年からトーナメント戦で一発勝負となったJユースカップでは、タイトルは十分狙える戦力は保有している。後半戦のレイソルに期待したい。
チーム名 柏レイソルU-18
ポジション MF
背番号 7
サイズ 182cm 70kg 
学年 3年
前所属 柏レイソルU-15
代表歴