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盛岡中央、選手権へ調整順調

◆練習試合 盛岡中央4―1西目=40分ハーフ=(25日、西目カントリーパークサッカー場) 来月30日に開幕する全国高校サッカー選手権(国立競技場など)に出場する西目(秋田)と盛岡中央(岩手)が25日、秋田・由利本荘市内で練習試合を行った。創部20年目で選手権初出場の盛岡中央が、MF幅上祐生(3年)が2ゴールを奪うなどして4―1で快勝した。

開始直後の前半6分、ゴール正面やや右で得たFK。幅上は得意の左足から低い弾道でたたき込んだ。「点に絡めたのは成果ですが、FKはたまたまです」と幅上。後半23分には、自陣で奪ったボールをドリブルで70メートル近く突き進み、「自分の売りはパワー」というように相手DFを引きずりながら、そのままGKもかわしてゴールへ流し込んだ。

盛岡中央の小原祐一監督は「まだ崩される場面もあり、攻守のバランスが課題」と評価は厳しい。それでも、全国レベルの相手との“前哨戦”に勝利し、5年ぶりの岩手県勢1勝へ向け、勢いをつけた。

【スポーツ報知】