鹿島学園高校(茨城県)
茨城県鹿嶋市田野辺を本拠地とする私立・鹿島学園高等学校(学校法人鹿島学園)の男子サッカー部。全国高校サッカー選手権大会に通算12回出場して2008年度に全国第3位(ベスト4)へ進出したほか、全国高校総体(インターハイ)でも準優勝の実績を誇る茨城県屈指の名門である。オランダのフェイエノールトで活躍し日本代表のエースストライカーへと成長した上田綺世をはじめ、数多くのプロサッカー選手を輩出する全国有数の育成力を備えた強豪校として広く知られている。
目次
学校の設立と概要
鹿島学園高等学校は、1989年(平成元年)4月1日に茨城県鹿島郡鹿島町(現・鹿嶋市)の地に開校した私立高等学校である。創立者は山田圭佑氏で、学校法人鹿島学園が設置・運営を担っている。学校が位置する鹿嶋市は、鹿島神宮の門前町として栄えた歴史と豊かな自然を有するとともに、Jリーグ・鹿島アントラーズの本拠地として全国に知られる「サッカーの街」でもある。同校は地域と調和しながらスポーツや学業の発展を支え、創立から30年以上の歴史を刻んできた。
校訓には「明晰な思考力」「物事に取り組む前向きな姿勢」「不屈の闘志」の3つを掲げている。全日制普通科には難関大学進学を目指す特進コースからアスリートコース、芸術コース、グローバルコースなど多様な学びの選択肢が整備されている。2004年(平成16年)には広域通信制課程を開設し、全国各地の学習センターを通じて多彩なニーズに応える教育を展開している。
スポーツ振興にも極めて積極的で、男子サッカー部をはじめ女子サッカー部、野球部、ゴルフ部、レスリング部などが全国大会の舞台で目覚ましい活躍を続けている。全国各地から高い志を持つ生徒が集まるため、充実した学生寮施設や専用練習場を整備し、文武両道を実践できる教育環境を整えている。
サッカー部創部の経緯
鹿島学園高等学校サッカー部は、1989年(平成元年)の学校開校と同時に創部された。創部当初は茨城県内の厚い壁に阻まれる時期が続いたが、転機となったのは2001年(平成13年)、元日立製作所本社サッカー部(現・柏レイソル)で選手としてプレーした経歴を持つ鈴木雅人氏が保健体育科教諭として赴任し、監督に就任したことである。
鈴木監督の就任以降、徹底した基礎技術の習得とパスワークを軸とするポゼッションスタイルの構築が進められた。2004年度(第83回)の全国高校サッカー選手権茨城県予選で悲願の初優勝を果たし、全国大会初出場を達成。以降、2008年度まで県予選5連覇を成し遂げて全国の常連校へと名乗りを上げた。2008年度の第87回全国大会では、快進撃を続けて同校史上最高成績となる全国ベスト4(第3位)へ進出を果たした。
さらに全国高校総体(インターハイ)においても全国上位の常連となり、かつて準優勝を果たすなど全国屈指の強豪へと成長を遂げた。2020年代に入ってからも茨城県大会で連覇を重ね、選手権およびインターハイの全国舞台へ茨城県代表として連続出場を果たしている。
現監督と指導陣
- 鈴木雅人(すずきまさと)(在籍期間:2001年〜在任中)
東京都八王子市出身。現役時代は帝京高校で全国高校選手権優勝を経験し、日本体育大学を経てJFLの日立製作所本社サッカー部(現・柏レイソル)でFW・MFとして活躍した。2001年に鹿島学園高校の教員およびサッカー部監督に就任。就任4年目の2004年度に同校を選手権初出場へ導くと、2008年度には全国ベスト4へ進出させた。選手の個性を引き出す指導に定評があり、上田綺世をはじめ多くのプロ選手を育成した。日本サッカー協会公認A級ジェネラルライセンスを保持し、女子サッカー部の総監督も兼任している。
- 廣瀬龍(ひろせりゅう)(在籍期間:2023年〜在任中)
現役時代は帝京高校、中央大学、フジタ工業(現・湘南ベルマーレ)でプレー。指導者として帝京高校コーチを経て、カンボジア代表監督などを歴任した国際経験豊かな指導者。2023年に鹿島学園高等学校サッカー部総監督に就任した。
指導陣にはこのほか、JFA公認ライセンスを保有する専任コーチ陣やGKコーチ、アスレティックトレーナー、ストレングスコーチが揃っており、戦術指導からコンディショニング、栄養・生活管理までを一貫してサポートする高度な指導体制が確立されている。
全国大会などでの成績
全国高校サッカー選手権大会には通算12回出場している。初出場は2004年度(第83回大会)で、この年から5年連続出場を果たした。最高の躍進を見せたのが2008年度(第87回大会)であり、1回戦の一条(奈良)戦を皮切りに、野洲(滋賀)、東福岡(福岡)、大迫勇也を擁する鹿児島城西と並び評された強豪・大津(熊本)を準々決勝で破って初のベスト4(全国第3位)に進出した。国立霞ヶ丘陸上競技場で行われた準決勝では広島皆実(広島)に0-1で惜敗したものの、全国にその名を刻んだ。近年では第99回大会(2020年度)から第103回大会(2024年度)まで5年連続で茨城県代表の座を堅持し、2025年度(第104回大会)の県大会でも激戦を繰り広げている。
夏の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)には通算10回以上出場しており、全国準優勝の実績を持つ。2008年度には夏のインターハイでもベスト8に進出し、冬の選手権ベスト4と合わせて全国トップクラスの強さを証明した。2020年代も2021年度、2022年度、2023年度、2024年度と連続出場を果たし、全国大会で常に上位進出を狙う存在となっている。
高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグにおいては、激戦区であるプリンスリーグ関東に長く所属。Jリーグ下部組織ユースや関東の強豪高校と年間を通してハイレベルな公式戦を重ねている。
高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(※2010年まで開催)においても関東代表として全国の舞台を経験している。
全国高校サッカー選手権大会
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1989年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は古河第一/優勝・南宇和(愛媛) |
| 1990年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は水戸商/優勝・国見(長崎) |
| 1991年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は水戸商/優勝・四日市中央工(三重)と帝京(東京)の両校優勝 |
| 1992年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は水戸商/優勝・国見(長崎) |
| 1993年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は水戸商/優勝・清水市商(静岡) |
| 1994年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は水戸商/優勝・市立船橋(千葉) |
| 1995年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は水戸商/優勝・静岡学園(静岡)と鹿児島実業(鹿児島)の両校優勝 |
| 1996年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は水戸商/優勝・市立船橋(千葉) |
| 1997年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は水戸商/優勝・東福岡(福岡) |
| 1998年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は水戸商/優勝・東福岡(福岡) |
| 1999年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は水戸商/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2000年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は水戸商/優勝・国見(長崎) |
| 2001年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は水戸商/優勝・国見(長崎) |
| 2002年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は水戸商/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2003年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は水戸商/優勝・国見(長崎) |
| 2004年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(1回目) | 2回戦敗退(詳細記録なし) | 初出場/優勝・鹿児島実業(鹿児島) |
| 2005年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(2回目) | 3回戦敗退(詳細記録なし) | 2年連続出場/優勝・野洲(滋賀) |
| 2006年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(3回目) | 3回戦敗退(詳細記録なし) | 3年連続出場/優勝・盛岡商(岩手) |
| 2007年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(4回目) | 1回戦敗退(詳細記録なし) | 4年連続出場/優勝・流通経済大柏(千葉) |
| 2008年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(5回目) | ベスト4(全国第3位):1回戦○一条/2回戦○野洲/3回戦○東福岡/準々決勝○大津/準決勝●0-1広島皆実 | 5年連続出場/同校史上最高成績/優勝・広島皆実(広島) |
| 2009年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会3位 | 茨城県代表は水戸商/優勝・山梨学院(山梨) |
| 2010年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(6回目) | 2回戦敗退(詳細記録なし) | 2年ぶり出場/優勝・滝川第二(兵庫) |
| 2011年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(7回目) | 2回戦敗退(詳細記録なし) | 2年連続出場/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2012年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(8回目) | 1回戦敗退(詳細記録なし) | 3年連続出場/優勝・鵬翔(宮崎) |
| 2013年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は水戸啓明/優勝・富山第一(富山) |
| 2014年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は第一学院/優勝・星稜(石川) |
| 2015年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は明秀日立/優勝・東福岡(福岡) |
| 2016年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(9回目) | 2回戦敗退(詳細記録なし) | 4年ぶり出場/優勝・青森山田(青森) |
| 2017年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は明秀日立/優勝・前橋育英(群馬) |
| 2018年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は明秀日立/優勝・青森山田(青森) |
| 2019年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会決勝敗退(準優勝) | 茨城県代表は明秀日立/優勝・静岡学園(静岡) |
| 2020年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(10回目) | 2回戦敗退:1回戦○1-0海星/2回戦●0-1山梨学院 | 4年ぶり出場/優勝・山梨学院(山梨) |
| 2021年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(11回目) | 3回戦敗退:1回戦○2-0専大北上/2回戦○2-0高川学園(※PK等詳細)/3回戦●1-2前橋育英 | 2年連続出場/優勝・青森山田(青森) |
| 2022年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(12回目) | 2回戦敗退:1回戦○2-1龍谷/2回戦●2-3岡山学芸館 | 3年連続出場/優勝・岡山学芸館(岡山) |
| 2023年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会決勝敗退(準優勝) | 茨城県代表は明秀日立/優勝・青森山田(青森) |
| 2024年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会決勝敗退(準優勝) | 茨城県代表は明秀日立/優勝・前橋育英(群馬) |
| 2025年度 | 鹿島学園 | 全国高校サッカー選手権大会(茨城県大会) | 県大会準優勝(詳細記録なし) | 茨城県代表は明秀日立/優勝・神村学園(鹿児島) |
全国高等学校総合体育大会(インターハイ)
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2004年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(1回目) | 出場(詳細記録なし) | 初出場/優勝・国見(長崎) |
| 2005年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(2回目) | 出場(詳細記録なし) | 2年連続出場/優勝・青森山田(青森) |
| 2006年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は水戸商/優勝・広島観音(広島) |
| 2007年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(3回目) | 出場(詳細記録なし) | 2年ぶり出場/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2008年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(4回目) | ベスト8(準々決勝敗退) | 2年連続出場/優勝・流通経済大柏(千葉)と市立船橋(千葉)の両校優勝 |
| 2009年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(茨城県大会) | 県大会準優勝 | 茨城県代表は水戸商/優勝・前橋育英(群馬) |
| 2010年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(5回目) | 出場(詳細記録なし) | 2年ぶり出場/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2011年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(6回目) | 3回戦敗退(ベスト16) | 2年連続出場/優勝・桐蔭学園(神奈川) |
| 2012年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は水戸商/優勝・三浦学苑(神奈川) |
| 2013年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は水戸啓明/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2014年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(7回目) | 2回戦敗退(詳細記録なし) | 3年ぶり出場/優勝・東福岡(福岡) |
| 2015年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は明秀日立/優勝・東福岡(福岡) |
| 2016年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(8回目) | 2回戦敗退(詳細記録なし) | 2年ぶり出場/優勝・市立船橋(千葉) |
| 2017年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は明秀日立/優勝・流通経済大柏(千葉) |
| 2018年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は明秀日立/優勝・山梨学院(山梨) |
| 2019年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(茨城県大会) | 県大会敗退(詳細記録なし) | 茨城県代表は明秀日立/優勝・桐光学園(神奈川) |
| 2020年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ) | 大会中止 | 新型コロナウイルスの影響(出場回数には含めず) |
| 2021年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(9回目) | 2回戦敗退(詳細記録なし) | 5年ぶり出場/優勝・青森山田(青森) |
| 2022年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(10回目) | 2回戦敗退(詳細記録なし) | 2年連続出場/優勝・前橋育英(群馬) |
| 2023年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(茨城県大会) | 県大会敗退(準優勝) | 茨城県代表は明秀日立(全国優勝)/優勝・明秀日立(茨城) |
| 2024年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(11回目) | 2回戦敗退(詳細記録なし) | 2年ぶり出場/優勝・昌平(埼玉) |
| 2025年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(茨城県大会) | 県大会決勝敗退(準優勝) | 茨城県代表は明秀日立/優勝・神村学園(鹿児島) |
| 2026年度 | 鹿島学園 | 全国高校総体(インターハイ)(12回目) | 3回戦敗退(ベスト16) | 2年ぶり出場/優勝・静岡学園(静岡) |
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名 | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2010年度 | 鹿島学園 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東 | 2部6位 | 優勝校の詳細記録なし |
| 2011年度 | 鹿島学園 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東 | 1部8位 | 優勝・桐蔭学園(神奈川) |
| 2012年度 | 鹿島学園 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東 | 1部7位 | 優勝・FC東京U-18(東京) |
| 2013年度 | 鹿島学園 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東 | 2部6位 | この年限りで茨城県リーグへ降格/優勝・前橋育英(群馬) |
| 2014年度 | 鹿島学園 | 高円宮杯茨城県U-18サッカーリーグ | 1部優勝 | プリンスリーグ関東参入戦進出 |
| 2015年度 | 鹿島学園 | 高円宮杯茨城県U-18サッカーリーグ | 1部優勝 | プリンスリーグ関東参入戦進出 |
| 2016年度 | 鹿島学園 | 高円宮杯茨城県U-18サッカーリーグ | 1部優勝 | プリンスリーグ関東参入戦進出 |
| 2017年度 | 鹿島学園 | 高円宮杯茨城県U-18サッカーリーグ | 1部優勝 | プリンスリーグ関東参入戦進出 |
| 2018年度 | 鹿島学園 | 高円宮杯茨城県U-18サッカーリーグ | 1部優勝 | プリンス関東参入戦勝利により昇格 |
| 2019年度 | 鹿島学園 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東 | 8位 | 関東残留/優勝・FC東京U-18(東京) |
| 2020年度 | 鹿島学園 | 高円宮杯スーパープリンスリーグ関東2020 | Bグループ5位 | 大会方式変更(新型コロナウイルスの影響) |
| 2021年度 | 鹿島学園 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東 | 7位 | 関東残留/優勝・川崎フロンターレU-18(神奈川) |
| 2022年度 | 鹿島学園 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東 | 1部6位 | 2部制再編に伴い1部に所属/優勝・昌平(埼玉) |
| 2023年度 | 鹿島学園 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東 | 1部5位 | 優勝・浦和レッズユース(埼玉) |
| 2024年度 | 鹿島学園 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東 | 1部6位 | 優勝・東京ヴェルディユース(東京) |
| 2025年度 | 鹿島学園 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東 | 1部7位 | 優勝・横浜F・マリノスユース(神奈川) |
| 2026年度 | 鹿島学園 | 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東 | 1部参戦中 | シーズン進行中(2026年9月時点)/優勝校は未確定 |
高円宮杯全日本ユースサッカー選手権大会
| 年度 | 高校名(チーム名) | 大会名(出場回数) | 成績・結果 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2005年度 | 鹿島学園 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(関東予選) | 関東予選敗退 | 優勝・清水エスパルスユース(静岡) |
| 2006年度 | 鹿島学園 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(関東予選) | 関東予選敗退 | 優勝・滝川第二(兵庫) |
| 2007年度 | 鹿島学園 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(関東予選) | 関東予選敗退 | 優勝・流通経済大柏(千葉) |
| 2008年度 | 鹿島学園 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(1回目) | 1次ラウンド敗退 | 本戦初出場/優勝・浦和レッズユース(埼玉) |
| 2009年度 | 鹿島学園 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(関東予選) | 関東予選敗退 | 優勝・横浜F・マリノスユース(神奈川) |
| 2010年度 | 鹿島学園 | 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(関東予選) | 関東予選敗退 | 優勝・FC東京U-18(東京) |
部員数とカテゴリー構成
部員数は約140名(2026年時点)。全国各地からプロサッカー選手や全国制覇を志す有力選手が集まり、厚い選手層を誇る大所帯である。
カテゴリー構成・活動実態:
- トップチーム(Aチーム):高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東1部に参戦
- セカンドチーム(Bチーム):高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ茨城県リーグ(IFAリーグ)1部に参戦
- サードチーム(Cチーム):高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ茨城県リーグ(IFAリーグ)2部に参戦
- ルーキーチーム(U-16チーム):関東ルーキーリーグ(spolab)等に参戦
部員全員に実戦機会を提供するため、Aチームから下位カテゴリーに至るまで週末に公式戦を戦う体制が確立されている。学年に関わらず好調な選手を積極的に上のカテゴリーへ引き上げる競争環境が敷かれており、高いモチベーションが維持されている。
ユニフォーム
ユニフォームはファーストが「黄色と臙脂(エンジ)/えんじ色」のストライプまたはえんじ色を基調としたシャツにえんじ色のショーツ・ソックスの組み合わせ。セカンドは白を基調とした爽やかな配色を採用している。
寮と練習環境
鹿島学園高校サッカー部では、全国から集まる遠方出身の部員のために学校至近に専用の学生寮(男子寮)を完備している。寮からグラウンドおよび校舎までは徒歩数分の距離に位置し、通学や練習への移動負担が極めて少ない恵まれた生活動線となっている。
寮内にはWi-Fi環境や各フロアの学習室が整備され、スポーツだけでなく学業との両立が図れる設計となっている。専任の寮監・指導スタッフが常駐し、朝夕のバランスの取れた食事提供を通じてアスリートとしての身体作りをサポートしている。集団生活を通じて礼儀や協調性、自主自律の精神を養う場となっており、選手同士の強い結束を生み出す源泉となっている。
練習環境は、校内に夜間照明設備を完備した全面人工芝サッカーグラウンドを所有。天候に左右されず年中質の高いトレーニングを行えるほか、ウエイトトレーニング施設やミーティングルームなども充実しており、プロ基準の本格的な設備環境が整えられている。
強化の成果と育成実績
鹿島学園サッカー部の強化の根底にあるのは、「個の技術・判断力の極限までの追求」と「全員が連動するコレクティブなサッカー」の融合である。鈴木雅人監督の指導のもと、ボールを大切に保持しながら相手の守備網を崩すポゼッションサッカーを展開しつつ、攻守の切り替えの早さと球際の激しさを徹底して叩き込んでいる。
その育成力の高さを最も象徴するのが、日本代表FWの上田綺世である。中学時代(鹿島アントラーズノルテ)は体が小さくユース昇格を見送られた上田だったが、鈴木監督がそのストライカーとしての非凡な才能と将来性を見抜き、鹿島学園で徹底的に才能を開花させた。法政大学を経て鹿島アントラーズ、セルクル・ブルッヘ、フェイエノールトへとステップアップし、日本代表不動のエースにまで成長した軌跡は、鹿島学園の優れた育成眼を証明する金字塔である。
また、Jリーグクラブのアカデミーが多数ひしめく関東地区において、高円宮杯プリンスリーグ関東1部の定位置を確保し続けている点も特筆される。日常的にハイレベルな相手と鎬を削ることで選手の戦術理解力とインテンシティが高まり、毎年のようにJリーグクラブや大学サッカー強豪校へ主力選手を送り出している。
主なプロ選手一覧
- 2005年度卒:佐々木竜太(鹿島学園高校 → 鹿島アントラーズ → JAPANサッカーカレッジ → 鹿島アントラーズ → 湘南ベルマーレ → 栃木SC → 南葛SC)
- 2007年度卒:川俣慎一郎(鹿島学園高校 → 鹿島アントラーズ → ベガルタ仙台 → 鹿島アントラーズ → 南葛SC)
- 2008年度卒:青木翔大(鹿島学園高校 → 桐蔭横浜大学 → 横浜FC → AC長野パルセイロ → FC琉球 → ザスパクサツ群馬 → ブラウブリッツ秋田 → ザスパ群馬)※現所属(2026年時点)
- 2008年度卒:阿渡真也(鹿島学園高校 → 明治大学 → ツエーゲン金沢 → 藤枝MYFC → ヴェロスクロノス都農)
- 2008年度卒:安藝正俊(鹿島学園高校 → 東京学芸大学 → SC相模原 → VONDS市原 → 沖縄SV)
- 2008年度卒:工藤由夢(鹿島学園高校 → 桐蔭横浜大学 → Y.S.C.C.横浜)
- 2011年度卒:西谷和希(鹿島学園高校 → 流通経済大学 → 栃木SC → 徳島ヴォルティス → ツエーゲン金沢 → 栃木シティ)※現所属(2026年時点)
- 2011年度卒:西谷優希(鹿島学園高校 → 仙台大学 → ヒラル・ベルクハイム → TuSエルンテブリュック → 栃木SC → ツエーゲン金沢)※現所属(2026年時点)
- 2012年度卒:岡田明久(鹿島学園高校 → 水戸ホーリーホック → 鈴鹿アンリミテッドFC)
- 2012年度卒:松岡憧(鹿島学園高校 → 桐蔭横浜大学 → グルージャ盛岡 → おこしやす京都AC → 福山シティFC → ヴェロスクロノス都農)
- 2013年度卒:川上盛司(鹿島学園高校 → 仙台大学 → 福島ユナイテッドFC → 藤枝MYFC → SC相模原)
- 2014年度卒:金子優希(鹿島学園高校 → 仙台大学 → ヴァンラーレ八戸 → 奈良クラブ → 北海道十勝スカイアース)
- 2016年度卒:上田綺世(鹿島学園高校 → 法政大学 → 鹿島アントラーズ → セルクル・ブルッヘ → フェイエノールト)※日本代表(W杯2022・2026出場)・現所属(2026年時点)
- 2022年度卒:櫻井稜(鹿島学園高校 → 栃木SC → 法政大学)※現所属(2026年時点)
- 2025年度卒:長疾風(鹿島学園高校 → 高知ユナイテッドSC)※現所属(2026年時点)
※掲載基準:高校サッカー部に所属し、J1〜J3または海外プロリーグでのプレー実績やプロ契約実績が確認できた選手を掲載。鹿島学園高等学校(全日制・通信制課程)に在籍しながら鹿島アントラーズユース等で活動した選手は除外し、本校男子サッカー部所属歴を持つOBのみを対象としている。




























