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サガンU-18・FW田川 U-17代表戦へ闘志

サニックス杯国際ユースサッカー大会2015

サッカー・J1サガン鳥栖の下部組織U-18所属のFW田川亨介(16)=高志館高1年=が、17日から福岡県宗像市である「サニックス杯国際ユー スサッカー大会2015」にU-17日本代表メンバーとして出場する。田川は「ワクワクしている。チャンスだと思って精いっぱいプレーする」と闘志を燃や す。

 長崎県諫早市出身。178センチ、70キロの左利きの大型フォワード。小学3年から競技を始め、高来中(長崎県)3年の時に全国 の精鋭が集まる「エリートトレセン」に参加した。恩師の勧めもあって鳥栖U-18に加入すると、50メートル6秒のスピードとセットプレーの強さを武器に 頭角を現した。

 2月にはトップチームの沖縄キャンプに参加し、J2水戸との練習試合にも出場。「スピード、体の強さが全然違った。課題が見つかり、いい経験になった」。謙虚に話しながらも、ドリブル突破や左足の強烈なシュートなど持ち味はアピールした。

 初めての世代別代表選出に「うまい選手の動きを参考にしたい」と意欲満々。鳥栖U-18の杉山誠監督は「チームメートにもいい刺激になる。プレーが小さくまとまることなく、体の強さを出してゴールに向かってほしい」と期待を込める。

 大会には国内外の16チームが参加。予選リーグ(4チーム4パート)を突破した8チームが決勝トーナメントに進む。日本は予選 リーグで韓国U-17代表、中国とオーストラリアのユースチームと戦う。田川は「まずはメンバーに入ること。試合に出れば点を取りたい」と意気込む。

佐賀新聞