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成立学園高校(東京都)

成立学園高校_東京都

成立学園高校(東京都)

東京都北区東十条に校舎を置く私立・成立学園中学・高等学校(学校法人成立学園)の男子サッカー部。全国高校サッカー選手権大会に通算3回出場し、全国高校総体(インターハイ)では全国第3位の実績を誇る。「成立ゼブラ」の愛称で親しまれる白黒縦縞のユニフォームを身に纏い、徹底した個人技と連動したパスワークを融合させたポゼッションサッカーを展開する。ロンドン五輪日本代表の大津祐樹をはじめ、Jリーグや海外クラブで活躍するプロサッカー選手を多数輩出している東京都屈指の育成名門校である。

学校の設立と概要

成立学園高等学校は、1925年(大正14年)3月に創立された成立商業学校を前身とする私立高等学校である。創立当初は東京市神田区神田淡路町にあった旧東京開成中学校の校舎跡地を拠点としていたが、1927年(昭和2年)に神田鈴木町へ移転したのち、1931年(昭和6年)4月に現在の校地である東京都北区東十条へ校舎を移転した。

戦後の学制改革に伴い、1948年(昭和23年)3月に成立商業高等学校へと改編され、1951年(昭和26年)3月には学校法人としての認可を受けた。その後、社会構造の変化と多様化する教育ニーズに応えるため、1972年(昭和47年)4月に普通科を新設して校名を「成立高等学校」へと改称。1996年(平成8年)には商業科の募集を停止して普通科単科校となり、コース制を導入して進学・スポーツ指導体制を整えた。

大きな転換期となったのは2004年(平成16年)4月の男女共学化であり、校名を現在の「成立学園高等学校」へと変更した。2010年(平成22年)4月には成立学園中学校を新設開校して中高一貫教育をスタート。「開拓・創造・信頼」を校訓に掲げ、教科指導による学力育成と、探究活動やクラブ活動を通じた人間形成を両立する教育を実践している。

サッカー部創部の経緯

男子サッカー部の創部は1967年(昭和42年)。創部当初は東京都大会の上位進出を目指す一般的な部活動であったが、1990年代半ばから抜本的な強化改革に着手。元サッカー日本代表の宮内聡氏をはじめとするプロ経験豊かな指導陣を迎え入れたことで急速な進化を遂げた。

1997年(平成9年)10月には埼玉県北葛飾郡鷲宮町(現・久喜市)に専用の「鷲宮総合グラウンド」を新設。都内の高校としては破格の充実した練習環境を整備した。さらに下部組織である成立ゼブラFC(ジュニア・ジュニアユース)を立ち上げ、小学生・中学生年代から高校まで一貫した育成理念のもとでテクニックを磨き上げる育成システムを確立した。

この一貫指導と環境整備が結実し、2000年度(平成12年度)の全国高校総体(インターハイ)で全国大会初出場を達成。2003年度(第82回)には激戦の東京都予選を勝ち抜いて全国高校サッカー選手権大会へ初出場し、全国ベスト16に進出した。翌2004年度のインターハイでは全国第3位(ベスト4)へ躍進。「魅せて勝つ」テクニカルなサッカースタイルは全国にその名を轟かせた。

現監督と指導陣

  • 山本健二(やまもとけんじ)(在籍期間:2020年〜在任中)

    1965年生まれ。山梨県立韮崎高校から駒澤大学を経て、古河電工、NTT関東、ジェフユナイテッド市原でDFとして活躍したプロ出身の指導者。現役引退後は指導者の道に進み、成立学園のコーチを経て監督に就任した。個人の状況判断と確かな技術をチーム戦術に落とし込む指導を行い、2022年度には17年ぶり3回目となる全国選手権出場へ導き、2023年度・2026年度にもインターハイ出場を果たしている。

  • 宮内聡(みやうちさとし)(在籍期間:1990年代〜在任中)

    1959年生まれ。元日本代表MF(国際Aマッチ20試合出場)。引退後はサッカー日本女子代表監督も務めた。成立学園の総監督として「成立ゼブラ」の技術重視の指導メソッドを築き上げ、大津祐樹ら数多くのプロ選手を輩出した名将である。

  • 五十嵐和也(いがらしかずや)(在籍期間:2000年代〜在任中)

    1965年生まれ。古河電工およびジェフユナイテッド市原で活躍した元Jリーガー。成立学園高校サッカー部の監督を務めた実績を持ち、現在はコーチとして守備戦術や個人技術の育成を支えている。

指導陣にはほかに太田貴光コーチ、森岡幸太コーチらが所属し、プロ経験と確かな指導理論を兼ね備えたスタッフが日々の育成にあたっている。

全国大会などでの成績

全国高校サッカー選手権大会には通算3回出場している。初出場となった2003年度(第82回)は、洗練されたパスワークを武器に1回戦で奈良育英(奈良)を2-0、2回戦で四日市中央工(三重)を1-0で下して全国ベスト16に進出。2005年度(第84回)にも2年ぶり2回目の全国出場を果たした。その後は東京予選の決勝で涙をのむ時期が続いたが、2022年度(第101回)に17年ぶり3回目の出場を果たすと、1回戦で津工(三重)に3-2で勝利。2回戦で日本文理(新潟)に0-1で惜敗したものの、全国舞台で堂々たる復活劇を演じた。

全国高等学校総合体育大会(インターハイ)には通算6回出場。初出場の2000年度を経て、2004年度大会では快進撃を見せて全国第3位(ベスト4)へ進出した。その後も2009年度、2013年度、2023年度に出場し、2026年度大会でも東京都予選を突破して全国大会のピッチに立っている。

高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグにおいては、2004年度から高円宮杯プリンスリーグ関東に参戦し、Jリーグクラブのユースチームとハイレベルな戦いを繰り広げた。東京都1部リーグ(T1リーグ)降格後も2012年度、2016年度、2023年度などに優勝を果たし、関東プリンスリーグ復帰を目指して常にトップレベルの戦いを続けている。

高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会では、プリンスリーグ関東での激戦を通じて本戦出場を争い、関東地区の有力校としてしのぎを削った。

全国高校サッカー選手権大会

年度高校名(チーム名)大会名(出場回数)成績・結果備考
1998年度成立全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は修徳・帝京/優勝・東福岡(福岡)
1999年度成立全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は帝京・国学院久我山/優勝・市立船橋(千葉)
2000年度成立全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会準決勝敗退(詳細記録なし)東京都代表は帝京・修徳/優勝・国見(長崎)
2001年度成立全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会決勝敗退(0-1帝京)都大会準優勝/東京都代表は帝京・東久留米総合/優勝・国見(長崎)
2002年度成立全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会決勝敗退(0-2国学院久我山)都大会準優勝/東京都代表は国学院久我山・帝京/優勝・市立船橋(千葉)
2003年度成立全国高校サッカー選手権大会(1回目)3回戦敗退:1回戦○2-0奈良育英/2回戦○1-0四日市中央工/3回戦●1-2初芝橋本初出場で全国ベスト16進出/優勝・国見(長崎)
2004年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会決勝敗退(1-2修徳)都大会準優勝/東京都代表は修徳・東海大菅生/優勝・鹿児島実業(鹿児島)
2005年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(2回目)2回戦敗退:2回戦●0-1広島観音2年ぶり2回目の出場(1回戦シード)/優勝・野洲(滋賀)
2006年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会決勝敗退(0-1久留米)都大会準優勝/東京都代表は久留米・暁星/優勝・盛岡商(岩手)
2007年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は三鷹・帝京/優勝・流通経済大柏(千葉)
2008年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会決勝敗退(1-2国学院久我山)都大会準優勝/東京都代表は国学院久我山・帝京/優勝・広島皆実(広島)
2009年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会決勝敗退(0-1東久留米総合)都大会準優勝/東京都代表は東久留米総合・帝京/優勝・山梨学院(山梨)
2010年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は駒澤大高・関東第一/優勝・滝川第二(兵庫)
2011年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は東久留米総合・国学院久我山/優勝・市立船橋(千葉)
2012年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は修徳・実践学園/優勝・鵬翔(宮崎)
2013年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会決勝敗退(0-1修徳)都大会準優勝/東京都代表は修徳・国学院久我山/優勝・富山第一(富山)
2014年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は三鷹・国学院久我山/優勝・星稜(石川)
2015年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会決勝敗退(1-2駒澤大高)都大会準優勝/東京都代表は駒澤大高・国学院久我山/優勝・東福岡(福岡)
2016年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会決勝敗退(0-1関東第一)都大会準優勝/東京都代表は関東第一・駒澤大高/優勝・青森山田(青森)
2017年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は関東第一・実践学園/優勝・前橋育英(群馬)
2018年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会準決勝敗退(詳細記録なし)東京都代表は国学院久我山・駒澤大高/優勝・青森山田(青森)
2019年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は国学院久我山・東久留米総合/優勝・静岡学園(静岡)
2020年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は関東第一・堀越/優勝・山梨学院(山梨)
2021年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会準決勝敗退(詳細記録なし)東京都代表は堀越・関東第一/優勝・青森山田(青森)
2022年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(3回目)2回戦敗退:1回戦○3-2津工/2回戦●0-1日本文理17年ぶり3回目の出場/優勝・岡山学芸館(岡山)
2023年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は早稲田実・堀越/優勝・青森山田(青森)
2024年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は帝京・堀越/優勝・前橋育英(群馬)
2025年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会準決勝敗退(詳細記録なし)東京都代表は堀越・国学院久我山/優勝・神村学園(鹿児島)
2026年度成立学園全国高校サッカー選手権大会(東京都大会)都大会進行中組み合わせ決定(2026年9月)/優勝校はシーズン中のため未確定

全国高等学校総合体育大会(インターハイ)

年度高校名(チーム名)大会名(出場回数)成績・結果備考
2000年度成立全国高校総体(インターハイ)(1回目)1回戦敗退(詳細記録なし)インターハイ初出場/優勝・国見(長崎)
2001年度成立全国高校総体(インターハイ)(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は帝京・駒場/優勝・市立船橋(千葉)
2002年度成立全国高校総体(インターハイ)(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は帝京・修徳/優勝・帝京(東京)
2003年度成立全国高校総体(インターハイ)(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は修徳・帝京/優勝・国見(長崎)
2004年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(2回目)ベスト4(全国第3位):準決勝●1-2市立船橋全国第3位(過去最高成績)/優勝・国見(長崎)
2005年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は実践学園・修徳/優勝・青森山田(青森)
2006年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は東海大菅生・修徳/優勝・広島観音(広島)
2007年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は帝京・修徳/優勝・市立船橋(千葉)
2008年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は国学院久我山・駒澤大高/優勝・流通経済大柏(千葉)と市立船橋(千葉)の両校優勝
2009年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(3回目)2回戦敗退:2回戦●1-2大津5年ぶり3回目の出場(1回戦シード)/優勝・前橋育英(群馬)
2010年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は国学院久我山・駒澤大高/優勝・市立船橋(千葉)
2011年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は関東第一・国学院久我山/優勝・桐蔭学園(神奈川)
2012年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は東久留米総合・修徳/優勝・三浦学苑(神奈川)
2013年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(4回目)1回戦敗退:1回戦●0-1松山工4年ぶり4回目の出場/優勝・市立船橋(千葉)
2014年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(東京都大会)都大会決勝敗退(0-2駒澤大高)都大会準優勝(都代表枠1のため敗退)/優勝・東福岡(福岡)
2015年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は関東第一・国学院久我山/優勝・東福岡(福岡)
2016年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は関東第一・東海大高輪台/優勝・市立船橋(千葉)
2017年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は関東第一・実践学園/優勝・流通経済大柏(千葉)
2018年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は関東第一・国学院久我山/優勝・山梨学院(山梨)
2019年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は国学院久我山・大成/優勝・桐光学園(神奈川)
2020年度成立学園全国高校総体(インターハイ)大会中止新型コロナウイルスの影響(出場回数には含めず)
2021年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は実践学園・駿台学園/優勝・青森山田(青森)
2022年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(東京都大会)都大会決勝敗退(0-1帝京)都大会準優勝(都代表枠1のため敗退)/優勝・前橋育英(群馬)
2023年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(5回目)1回戦敗退:1回戦●0-2富山第一10年ぶり5回目の出場/優勝・明秀学園日立(茨城)
2024年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は帝京・駒澤大高/優勝・昌平(埼玉)
2025年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(東京都大会)都大会敗退(詳細記録なし)東京都代表は堀越・帝京/優勝・神村学園(鹿児島)
2026年度成立学園全国高校総体(インターハイ)(6回目)2回戦敗退:1回戦○2-1今治東/2回戦●1-2阪南大高3年ぶり6回目の出場/優勝・静岡学園(静岡)

高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東・東京都リーグ

年度高校名(チーム名)大会名成績・結果備考
2004年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東1部6位優勝・市立船橋(千葉)
2005年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東1部8位優勝・横浜F・マリノスユース(神奈川)
2006年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東1部8位優勝・横浜F・マリノスユース(神奈川)
2007年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東1部7位優勝・市立船橋(千葉)
2008年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東1部11位この年限りで2部降格/優勝・FC東京U-18(東京)
2009年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東2部5位2部優勝・ジェフユナイテッド千葉U-18(千葉)
2010年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東2部6位2部優勝・柏レイソルU-18(千葉)
2011年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東1部10位この年限りで東京都リーグへ降格/優勝・鹿島アントラーズユース(茨城)
2012年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京(T1)1部優勝プリンスリーグ関東参入戦進出/優勝・成立学園
2013年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京(T1)1部3位優勝・國學院久我山(東京)
2014年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京(T1)1部4位優勝・國學院久我山(東京)
2015年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京(T1)1部2位優勝・関東第一(東京)
2016年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京(T1)1部優勝プリンスリーグ関東参入戦進出/優勝・成立学園
2017年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京(T1)1部3位優勝・FC東京U-18(B)(東京)
2018年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京(T1)1部2位優勝・國學院久我山(東京)
2019年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京(T1)1部4位優勝・FC東京U-18(B)(東京)
2020年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京(T1)3位(限定開催)コロナ禍による短縮開催/優勝・國學院久我山(東京)
2021年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京(T1)1部3位優勝・國學院久我山(東京)
2022年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京(T1)1部2位優勝・昌平(B)(東京リーグ特例参加)
2023年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京(T1)1部優勝プリンスリーグ関東参入戦進出/優勝・成立学園
2024年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京(T1)1部4位優勝・帝京(東京)
2025年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京(T1)1部3位優勝・堀越(東京)
2026年度成立学園高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京(T1)1部参戦中シーズン進行中/優勝校は未確定

高円宮杯全日本ユースサッカー選手権大会

年度高校名(チーム名)大会名(出場回数)成績・結果備考
2004年度成立学園全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(関東予選)関東予選敗退(詳細記録なし)本戦優勝・市立船橋(千葉)
2005年度成立学園全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(関東予選)関東予選敗退(詳細記録なし)本戦優勝・清水エスパルスユース(静岡)
2006年度成立学園全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(関東予選)関東予選敗退(詳細記録なし)本戦優勝・滝川第二(兵庫)
2007年度成立学園全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(関東予選)関東予選敗退(詳細記録なし)本戦優勝・流通経済大柏(千葉)
2008年度成立学園全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会(関東予選)関東予選敗退(詳細記録なし)本戦優勝・浦和レッズユース(埼玉)

部員数とカテゴリー構成

男子サッカー部の部員数は約100名前後で推移しており、各学年30名程度の少数精鋭かつ密度の濃い育成体制を敷いている。

カテゴリー構成・活動実態:

  • トップチーム(Aチーム):高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京(T1リーグ)に参戦
  • セカンドチーム(Bチーム):高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ東京(T2/T3リーグ)に参戦
  • サードチーム・U-16チーム:地区リーグおよびルーキーリーグ(関東ルーキーリーグ等)に参戦

下部組織として「成立ゼブラFC」(ジュニア・ジュニアユース)および成立学園中学校サッカー部を有し、中学から高校までの6年間、あるいは小学生年代からの長期的な一貫指導体制が完全に構築されている。トップチームだけでなく各カテゴリーの選手に年間を通じた公式戦の出場機会が担保されており、実戦の中で技術と状況判断力を磨き上げるシステムが確立されている。

ユニフォーム

ファーストユニフォームは、クラブの愛称である「成立ゼブラ」の象徴ともいえる白と黒の縦縞(ストライプ)シャツに黒のショーツ・ソックスの組み合わせが基本。セカンドユニフォームは鮮やかな黄色(イエロー)や赤色を基調とした配色を採用している。ウェアサプライヤーはアスレタ(ATHLETA)などを採用しており、ピッチ上での存在感と洗練されたデザイン性を兼ね備えている。

寮と練習環境

成立学園高校サッカー部の最大の特徴であり強みとなっているのが、埼玉県久喜市(旧・鷲宮町)に広がる専用施設「成立学園鷲宮総合グラウンド」である。東京都北区東十条の本校校舎から部員専用のスクールバス等で移動し、放課後はこの恵まれたメガグラウンドで存分にトレーニングに打ち込む。

施設内には国際規格を満たす全面人工芝サッカー場1面のほか、フットサルコート、クレーグラウンド、ナイター照明設備、クラブハウス、トレーニングルームが完備されている。さらにグラウンド近隣には遠方出身の選手を受け入れる専用の男子生徒寮(鷲宮寮)が整備されており、全国各地からプロを目指す志の高い有望な選手が集まり、指導者のもとで規則正しい共同生活を送っている。

強化の成果と育成実績

成立学園サッカー部の強化の根底にあるのは、「見ている人を魅了する技術とアイデアの追求」である。フィジカルの強さだけに頼るのではなく、狭い局面でも正確にボールをコントロールする高い技術力、相手の逆を取る戦術眼、連動したショートパスの連続で相手守備陣を崩すアタッキングフットボールを志向してきた。

この一貫した技術重視の育成哲学は、国内外のプロシーンで活躍する数多くのトップタレントの輩出という形で結実している。その代表格がロンドン五輪日本代表の10番を背負い、ベスト4進出に大きく貢献したFW大津祐樹である。大津は柏レイソルからドイツのボルシアMG、オランダのVVVフェンロ、横浜F・マリノス、ジュビロ磐田で活躍し、国際舞台で成立仕込みのテクニックと推進力を証明した。また、オーストラリア代表として2014年ブラジルW杯に出場したジェイソン・デビッドソンも成立学園で技術を磨いた選手である。

さらに近年でも、卓越したドリブルとプレースキックを武器に浦和レッズの主力アタッカーとして活躍する大久保智明をはじめ、吉長真優、照山颯人、窪田稜といった選手たちが高校卒業後に直接Jリーグ入りを果たしている。中高一貫の育成環境と鷲宮グラウンドの近代的なインフラ、プロ経験豊富な指導陣による質の高いコーチングが融合し、首都・東京を代表する名門育成機関として確固たる地位を維持している。

主なプロ選手一覧

  • 2003年度卒:市川雅彦(成立高校 → 法政大学 → 大宮アルディージャ → 東京ヴェルディ → 大宮アルディージャ)
  • 2004年度卒:原田欽庸(成立学園高校 → 水戸ホーリーホック → 栃木ウーヴァFC → V・ファーレン長崎 → ツエーゲン金沢 → 栃木シティ)
  • 2004年度卒:江崎一仁(成立学園高校 → 法政大学 → カターレ富山 → ブラウブリッツ秋田)
  • 2007年度卒:大津祐樹(成立学園高校 → 柏レイソル → ボルシア・メンヒェングラートバッハ → VVVフェンロ → 柏レイソル → 横浜F・マリノス → ジュビロ磐田)※元日本代表・ロンドン2012五輪日本代表
  • 2007年度卒:菅野哲也(成立学園高校 → 湘南ベルマーレ → ツエーゲン金沢 → SC相模原 → AC長野パルセイロ → 奈良クラブ)
  • 2008年度卒:田辺圭佑(成立学園高校 → 中央大学 → FC琉球 → ロアッソ熊本 → 鹿児島ユナイテッドFC)
  • 2009年度卒:才藤龍治(成立学園高校 → 東京国際大学 → FC琉球 → カターレ富山 → SC相模原 → ブラウブリッツ秋田)
  • 2009年度卒:戸島章(成立学園高校 → ジェフユナイテッド千葉 → 藤枝MYFC → FC町田ゼルビア → 横浜FC → 東京ヴェルディ → 松本山雅FC → 栃木シティFC)
  • 2009年度卒:柿木亮介(成立学園高校 → 大阪学院大学 → ガイナーレ鳥取 → 藤枝MYFC → おこしやす京都AC)
  • 2010年度卒:竹中公基(成立学園高校 → 東京ヴェルディ → ブリオベッカ浦安 → 栃木SC → ヴァンラーレ八戸 → 栃木ウーヴァFC → tonan前橋 → ZION FOOTBALL CLUB)
  • 2010年度卒:川崎裕大(成立学園高校 → 流通経済大学 → サンフレッチェ広島 → 横浜FC → カターレ富山)
  • 2010年度卒:石堂圭太(成立学園高校 → 桐蔭横浜大学 → 福島ユナイテッドFC → 房総ローヴァーズ木更津FC → FC ROWDY MORIYA)
  • 2010年度卒:浅沼優瑠(成立学園高校 → 東洋大学 → Y.S.C.C.横浜 → SC相模原 → 栃木SC → カマタマーレ讃岐 → V・ファーレン長崎 → クリアソン新宿)
  • 2011年度卒:飯田涼(成立学園高校 → ファジアーノ岡山 → SC相模原)
  • 2011年度卒:一井賢人(成立学園高校 → 國學院大學 → Y.S.C.C.横浜)
  • 2014年度卒:上田悠起(成立学園高校 → 横浜FC)
  • 2014年度卒:吉田将也(成立学園高校 → 東京農業大学 → ザスパ群馬 → 松本山雅FC → 栃木SC → 松本山雅FC → ラインメール青森FC → クリアソン新宿)
  • 2014年度卒:町田ブライト(成立学園高校 → 東京国際大学 → FC岐阜)
  • 2015年度卒:長島滉大(成立学園高校 → ポルティモネンセSC → FC今治 → 奈良クラブ → ヴェルスパ大分 → アンコールタイガーFC)
  • 2016年度卒:大久保智明(成立学園高校 → 中央大学 → 浦和レッズ)
  • 2018年度卒:照山颯人(成立学園高校 → ベガルタ仙台 → アスルクラロ沼津 → ベガルタ仙台 → FC今治 → いわきFC → V・ファーレン長崎 → 栃木シティ)
  • 2018年度卒:窪田稜(成立学園高校 → ツエーゲン金沢 → FC岐阜 → 愛媛FC → 横浜FC)
  • 2018年度卒:大野秀和(成立学園高校 → FC今治 → 福山シティFC → JAPANサッカーカレッジ)
  • 2019年度卒:吉長真優(成立学園高校 → ジュビロ磐田 → カマタマーレ讃岐 → ギラヴァンツ北九州)
  • 2019年度卒:大野来生(成立学園高校 → 専修大学 → 高知ユナイテッドSC)
  • 2020年度卒:岡澤韻生(成立学園高校 → 山梨学院大学 → 高知ユナイテッドSC)

※掲載基準:高校在学中に成立学園高校サッカー部に所属し、Jリーグ(J1〜J3)または国内外のトップ/プロリーグでの公式戦出場・プロ契約歴が確認できた選手を掲載。高校在学時にJリーグ下部組織等に所属し高校サッカー部に所属していなかった選手(長田道泰、山口智、井上公平、山本英臣、フィッツジェラルド舞行龍ジェームズ等)および女子サッカー選手(内海結依、米本奈緒、土光真代、高山紗希、梅月万優子等)は本一覧の対象外としている。

東京都(チーム紹介)

チーム紹介